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創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

ダンス花

20周年記念のシアター21フェスからのセレクト5組のダンス花、
濃く濃く終了。5組まったく違う色合いのダンスが集まり創る時間に
お客様が喜んで下さり、嬉しい。

私達の好きなダンスを集める再演企画は、私達の意思表示でもあり、
緊張もするし、ハラハラもするし、うまくいくとほっとします。

再演は作業が新作より楽しくないし、欲が寄り道をさせたり、脱線したり
それだけに再演の機会は大事だと思い、企画していますが、
今回も照明下見までは迷いが見え、頑張れと心の中で声援。
本番までには皆ぴたりと合わせてきて、いい公演になりました。

若い作家が確実に育っています。足りないのは動きの説得力。
踊る練習が主で、からだをニュートラルに戻す基礎レッスンを
しているダンサーが、モダンダンス時代より減っている感じがする。

世界と勝負するとき、コンセプト、アイディアは勝っていると思うし、
テクニックだけが説得力ではないのも面白いことだけど、アイディアを
裏打ちするだけのからだがあれば、鬼に金棒!

安代先生とのリハが進むにつれ、バレエの先にあるのか、もっと原初的な
ことなのか、自分達のダンスについて思考します。大げさに言えば日本の
洋舞の歴史の中を旅するような冬タンゴのリハがいろんなことを考えさせます。
by session-house | 2011-11-20 14:36