創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

2015年、よろしくお願い致します。

雪の鹿児島に元旦降り立ち、ひがな噴煙を上げる桜島を眺め、母や妹の心づくしのお節に満腹し、15歳の心の同級生達と70歳の境地を語り合い、お正月は今年ものんびり、そして矢のように過ぎていきました。ダンスのダの字も思い出さず、食べ、のみ、笑い、これだけのシンプルライフ。
お正月はいいもんだ、と歌って日々を過ごし、5日東京に。ダンスダンスダンスの環境にいきなりどっぷり!クラス、公演下見、事務仕事と今年もブレーキなしのセッションハウス号に乗り込みました。

改めまして、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。問題だらけの世界が少しでもいい年になるよう心がけていきたいと思います。

最初の舞台は東京工業大学の授業発表です。来週14日水曜日、19時30分から東工大デジタルホールで公演します。テーマ”身体による音の創造”と、作品として発表すること、の二つの条件を与えられてのこの授業は、大きな発見のある実験的クラスとして、今回も実り多いものになりました。学生との出会いが全てのこの作業は、毎回頭の良い、考える学生に恵まれ、ダンスの現場で得られない何かに出会います。新鮮な体験です。タイトルは『僕は旅に出る』。
今回は美術家のツゼ・マイヤー先生のクラスが舞台美術を受け持ち、テーマ曲は学生が作曲というコラボレーション作品。5回の授業で集中創作した学生達の作品、是非見てみて下さい。もちろん無料です。

がむしゃらに突き進むであろうと、今年も覚悟もしました。何より楽しんでいただけるダンスを作りたいと念じています。100回目を迎えるシアター21フェスのテーマ”100年後に届けよう”は、マドモアゼル・シネマも、他のプログラムも全部のコンセプトです。自己実現のみの創作では100年後にはカスも残っていないでしょう。

「分からない」からの決別は、「分かればいい」が答えではないコンテンポラリーダンスにとって大きな課題です。受講の学生の1人がこれをダンスと言ってしまうことで分からなくなっているのでは、という問題を提起してくれました。劇でもない、ダンスでもない、「コンテンポラリーダンス」「ダンスシアター」と呼んでいる我々のダンスが浸透しない理由の一つにジャンル名もあると思う、、

等など、ぐちゃぐちゃと悩んだり、探したり、楽しんだり、今年も旅の道連れ、皆様、よろしくお願い致します。
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by session-house | 2015-01-08 14:39 | Comments(0)