創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

2月です。不穏な時代となりました。

名物近藤良平「神楽坂とさか計画」。今年も音楽とダンスが真正面から向き合いました。一音一音、創られた音に、動きを当てていく作業は、サッカーの試合のように目的が明確で、観ている私も共に共有している感覚になります。ダンサー個々が感情をほとばしらせず、しかしゴールという同じ目的に向かう動きは熱を持ち、観る者を高揚させます。

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楽しかった!すごかった!今年もです!毎年です!それってすごくないですか!

1月は「ダンス花アワード」で若手の挑戦する熱情ある作品に高揚し、「とさか計画」で生ピアノとダンサーの疾走に高揚し、時代はますます混迷の中、ダンサーたちの体は生き抜こうと熱を出しているように感じ、私はそれに高揚します。

2月は「カトルカール」「ダンス花アドバンス」と続きます。
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ダンサーの仕事が確立されていない日本の現状の中で、どう続けるかは大きな問題です。持続可能な体と環境を作って継続してきた女子振付家たちにお願いして続けてきた「カトルカール」は11回目を迎えます。2回参加の方もいますが、ざっと44人の振付家が44作品を作ったことになります。そしてまだまだお願いしたい振付家がたくさんいるこの状況!すごいことだと私は一人感動しています。そして見てはまた感動を新たにしています。恵まれない環境の中で作り続けてきた力、まさに継続は力なりと実感します。

コンドルズ公演でも、良平さんと勝山さんの旗印は同じ”継続は力なり”でした。続けることの困難さは、才能だけでも、運だけでも、努力だけでも乗り切れないなと、近頃つくづく感じます。助けられてある道ですね、一人では困難に押しつぶされてしまいます。「カトルカール」の皆さんもきっと一人一人物語を抱えて継続してきたのだろうと思います。見てくださいと言いたいところですが、今回は売り切れ、満員御礼です。素晴らしいですね。

「ダンス花アドバンス」は是非見てください。まだまだたくさんの観てくれる方を必要としています。8組の若手が創り、踊ります。継続はまだ情熱だけで保たれていますが、持続するには、観てくださるあなたの力が必要です。ダンサーの成長は舞台で作られます。舞台に立ち会い、観る人の感情が場を作り、ダンサーがキャッチする、開かれた舞台を共に創ってくれる人が必要です。若手はまだ場を開くことに不器用でもありますから、観る側の感性で楽しんで、声をかけてください。できれば当日はヘロヘロなダンサーたちに誉め言葉を。

忘れてはならないのがノンセレクトのシアター21フェス、1月も心奪われるダンスに出会いました。ステップアップを2月に実施。これもぜひ見ていただきたいです。不穏な時代だからこそ、個人の思いを形にする作業が必要と、感じます。






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by session-house | 2017-02-01 21:41