創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

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長すぎる春

桜前線がまだモタモタと北上中と新聞の記事。
異常気象で体調を崩す人も多い。気をつけよう。

昨日は1時から9時半までリハーサル、からだを使うダンサーには長すぎるリハ。
私はいくらでも時間が欲しい。ロングリハもいつもは深夜まで。
今回は初めての人が多いので少し遠慮。

日常が少し異化された空間がマドモアゼル・シネマの求めるものなので
微妙なからだの認識が大事になると考えています。
金曜日のクラスはいつも皆集中、シンプルに歩く中に異化を生み出す動きに挑戦。
美しい音楽とともに、やさしい歩行。今日もいい時間になりました。

リハーサルは現時点はアイディアを形にしたり、質問をしたりと作品のパーツを
創る段階です。ダンサーは善戦中。私は妄想中。
からだの認識をどう共有するか、人がなぜ踊るか、届かねばならない必然が
まだまだたくさんあります。

今からリハ。金曜に地下を使えるのはそうないので貴重な時間。
試したいことが山ほど、長すぎる時間が欲しい。
明日から神楽坂ダンス学校、試したいクラスがあれこれ。
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by session-house | 2010-04-30 18:57 | Comments(0)
扇菊先生の日本舞踊を堪能。「大原女」を見ました。
足さばき、手さばき、くねる胴体、目を奪われる動きの多様さを楽しみました。
江戸の流行り物だったことを体験、「待ってました」のかけ声で気持ちは江戸に飛びました。

夏公演に出演くださるニューヨークの葉さんとメールで作品の相談。
秋公演で岡山、福岡と共に旅するベルリンの昌世さんからはマドブログに近況報告。
チューリッヒの敦子さんからは日本人の優しさを知るエピソードが伝えられ、
ダンスを真ん中に置いて東京にいたまま世界が近づきます。

ダンスクラスのチラシが出来ました。表紙は「記憶の住人」に出演時の良平氏。
「嬉しいなあ」と早速クラスの皆に配ってくれました。

一緒に印刷のあがったマドモアゼル・シネマのチラシにも「オー、これも配ろう」と
ダンス仲間良平氏の嬉しい言葉、気持ちがつながります。
「ダンスでつながるからだの未来」セッションハウスのコンセプトを様々に実感した昨日。

今日は今からマドのロングリハーサル。少し作品の性格が見えてくる作業をしたいな。
頭の中は嵐、とても大人とは思えない自分の思考。たまりません。
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by session-house | 2010-04-29 12:08 | Comments(0)

ワークショップ今昔

5月22日、23日に単独公演D-zone「夏メロ」を企画のマグナムマダムの山口夏絵さんが
ちらし折込作業のため事務所へ。今日もベイビー連れで働くともさんを見て「あれっ」
97年、98年と続けてワークショップ、ショーイングをしたフランスのアンマリー・パスコリを
受講した仲間だよねと大盛り上がり。

海外からのワークショップの少ない頃であの人も、この人もいたよねと昔話し。

21フェスの始まった年でもあり、学ぶこと、踊ることと熱いダンサーたちが情報を求めて
たくさん受講したし、来日する海外の優れた作品にも影響を受けていましたね。

10年以上の月日がたち、二人とも海外でも学び、ワークショップをするほうになりました。

海外のアーティストによるワークショップはもはや珍しいことではなくなり、知らない
テクニックも創作手法もそうはないでしょう。
インプロでも創作でも一応のことは学んだ人が増えていると思います。

ジャンさんのように日本人との作業が大好きなアーティストとの丁寧な共同作業や
学んだことを生かした独自の作品がこれから充実してくると思います。
創る底辺は広がりました。これからは伝える、見てもらうための作業です。
お客さんにどう呼びかけるか、作品を育てるために必要な客観性をどこに求めるか、
ダンスを育てるたくさんの力が必要な時期になってきたような気がします。

5月、ゴールデンウィークのセッションハウスは神楽坂ダンス学校。
新しい形のワークショップは近藤良平校長先生のもと、楽しくからだの旅に出ます。
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by session-house | 2010-04-27 19:50 | Comments(0)

伝統はすごい

子どもたちの挑戦が終わりました。
思うように動かない手足と格闘する小学生バレリーナたち。
バレエの形は一朝一夕にはできないよね。気持ちがわかるだけにかわいくて笑いました。

一夜明けて今日は私の日本舞踊。
思うような形にならないからだと格闘。
少しコンテンポラリーな気持ちで足を上げたら、先生からやさしくダメだし。
伝統は自分で勝手に振付けてはいけないというお話をして下さいました。

足、腰、肩、首がつながらない。
先生の後から気分は和でついていくけれど昨日の小学生よりくねくね。

歌舞伎のこと、能のこと伝統のさまざまが授業の中で話されます。
バレエも日本舞踊も受け継がれる形式美があります。
残る価値のある二つの表現、自分でするのはてこずるけれどすごいものです。

28日は国立劇場で扇菊先生の舞の会,目から学ぶ力はまだないけれど雰囲気を味わいます。
今からクラスとリハ、りゅうほうの焼きそばで腹ごしらえ。何時まででも大丈夫。
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by session-house | 2010-04-26 18:47 | Comments(1)

伝えること

ジュニアバレエコンサートが昨日終了。卒業生4人を含む23人の子どもたちが踊りました。
見ること、見せることの喜びの原点である発表会。
手に汗握る観劇が感動に変わります。ひたむきにポワントで立ちまっすぐな目で集中。
それぞれの個性がバレエの形を通して見えてくるのも、成長を見続けている発表会の楽しみ。

今年の卒業生の助教師として指導していた田中美佐さんも福岡から駆けつけてくれました。
体調を崩し今ふるさとで闘病中の彼女にとって、ダンスを見ることは大事な栄養で必要な
酸素だそうです。子どもたちの熱演にないたり、笑ったり。

子どもたちは無心で伝えてきます。

昨日は間をぬって早稲田にトルストイのついての講義を聴きに行きました。
北海道の義弟が「アンナ・カレーニナ」を訳していて、その経験をめぐっての話です。
翻訳するには一語一語その背景を読み込む作業をするそうで、その話の面白いこと。

トルストイは読み手を子どもも想定、わかりやすく人物の内面を説明するなどいろいろな
工夫をしているという話は、ダンスを作るのと同じ。
人物の造形、シーンの切り取り方、並べ方、その作品の文法、リズムなどの
特徴を九つの視点で検証。その九つがダンスを作る私にも役立つと考えます。

トルストイの作品感として紹介されていた文章、
「しかしわたしは、どんなものでも、どんな話でも、印象を与えるのは作者がどの人物に
共感しているかがわからないときだと気づきました。」
トルストイは書く側からと読む側からの両方の視点を持っていたという話が印象的でした。

無心にはなりえない私の伝え方、リハーサルでみんなと探しましょう。

さてメイクの終わった子どもたちのゲネプロがもうすぐ始まります。
最後の組は一番元気な小学生軍団、がんばってきましょう。
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by session-house | 2010-04-25 12:06 | Comments(0)

からだはすごい

金曜昼クラスは特別。クラスは大体ダンサーか、それを目指している人が集まっていますが、
このクラスには、セッションハウスが始まった時から受けてくれている私の友人たちがいます。
私を助けるために健康体操としてはじめたのです。
最初は6~7人いて舞台にまで出て楽しんでくれたのだけど、私がマドモアゼル・シネマとして
活動するようになって、レッスンのみになり、今でも二人ががんばります。

残って続けている二人。すごいです。ダンサーと同じ動きに挑みます。
集中力と人生経験からくるイメージ力でいいダンスをします。

見せるダンスとは違う、しかし外に向かうエネルギーはいいダンサーと同じ。
ダンスシアターの醍醐味をレッスンのたびに味わいます。

一緒にレッスンしているマドダンサーも他のダンサーも刺激を受けます。

20代から60代が隔てなく一緒に動き、笑い、汗を流せるダンスの楽しさ。
筋肉は発展し続けるいい見本です。

夕方からは明日のジュニアバレエのリハーサル。高校生までの一番年長クラスです。
12年前にであったフランス人の少女が今年で卒業、驚くばかりの成長。
豊かな表現力とテクニックで魅了する、12年かけて作られたバレエのからだです。

今日はそんなからだたちに感動したり、うれしかったり、いい人生が開けるよう祈ったり。

久しぶりに何もない夜、からだのすごさを思うことでした。
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by session-house | 2010-04-23 22:48 | Comments(1)

日々あれこれ

本日も1才4ヵ月のわかなちゃん、ママと一緒に出勤。
いい子 わるい子の観察をすると大人にとって困ることほどテンション アップ。
大人目線で楽しいことを止められて、彼女にしたら理不尽。

今度の作品が「理不尽」に取り組むのでついつい観察に力が入ります。

親子が仕事仕舞いと同時にジャンさん到着。
夏のワークショップのチラシ、内容確認。そして四方山話。
日本を好きな理由は、前世が日本人でしかも芸者だったからだって。
神楽坂芸者だったろうと、みんな納得。

五月の神楽坂ダンス学校、ジャンさんのクラスは3日に1回きりだけど夏のお試しに
受けてみてください。
ピナダンサーならではのたたずまいに私は深く惹かれます。

新しいクラス案内を印刷に。表紙が誰かお楽しみに。
マドチラシは今デザイン中。これもグッときますよ。
6月のダンス花、大学ダンスの未来も人気。

寒いと今日も私は震えているけれど,窓越しに見えるベランダの草木はきちんと
季節を体現。緑が若々しく芽吹いています。

ダンスの楽しさを草木のように体現し、見てもらいたいと今日もあれこれ考えました。
あれ、もうレッスンの時間。今夜はこれからリハーサルまで飛ばします。
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by session-house | 2010-04-22 18:58 | Comments(0)

こちらも活発に活動

アイスランドの火山噴火が大変なことに。
私の故郷鹿児島もいまだ活発な火山活動中。
私が小5の遠足で登った翌日から今日まで元気に噴煙を上げています。
雪のように解けませんから、火山灰の処理は大変。
家の中は拭いても拭いてもザラザラ、雨が降ればくろい雨。

それでも今回は遠いヨーロッパのことだと思っていたら
マドモアゼル・シネマ関係者が3人も被害に。

スイス在住のダンサー 村雲敦子さんはシチリアで立ち往生、イタリア人に
助けられて2日間かけて自宅へ。いつもだと1時間45分のところなんだって。
作曲の宮内康乃さんはポルトガルでのレジデンス・アーティスト活動中、
リスボンから運よく帰国、今週末の子どもバレエの音響仕事に間にあいました。
映像の梶村昌世さんはベルリン在住、いまだリスボン待機中。
二人は小さな村に滞在して共同作品を製作中でした。

ヨーロッパはアーティストの交流が活発、インディペンデントの活動が支援されるのですね。

灰は迷惑なのに鹿児島のみんなは今も桜島が好きです。

多少の困難は人生つきもの、環境はまだまだヨーロッパには及ばないけれど
われらも力を合わせて環境整備、がんばりましょう。
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by session-house | 2010-04-21 14:47 | Comments(0)

いい子 わるい子

いよいよ夏公演のリハーサル開始。まったくの新作は久しぶりです。
初めてのオーディション組を迎え、ちょっと緊張の顔合わせ。
一緒のクリエーションはいつもの倍の人数、賑やか。

事務所は今年のレジデンス・プロジェクトが始動、担当のトモさんが
子連れで奮闘。ジャンさんの広報資料を作り始めます。

1才4ヶ月のベイビーのいる事務所は和みます。
いい子で一人遊び、けれど静かすぎる時は要注意。
うれしそうにわるい子してます。

いいもわるいも同居している人間のおかしさやかなしみ

照明、作曲、美術、衣裳と今回も年齢差を越えて女性たちが集まります。
それぞれの専門を持ち寄り、みんなで作ります。まだ何も見えていない
「新作」みんなの仕事が楽しみです。
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by session-house | 2010-04-20 20:02 | Comments(1)

怒涛の週末

21ステップアップ、子供バレエとまったく正確の違う舞台に翻弄されていました。

不思議なことに21は似たものが集まります。
先週は若いダンサーたちの意欲的な作品が集まり、今週というかこの週末はオトナな集まり。
自分の方法論をみつけ、語り始め、悩み、迷い踊るダンサーたちとの長い付き合い、独自の
表現を深くするために真剣に努力する姿に、年上として声をかけます。「良かったよ」と。

始まりの舞台、セッションハウスでは「子どもバレエパーティ」がそうです。
昨日、33人のちびっ子バレリーナが踊りました。半数がはじめての舞台です。
尾本安代先生の解説付きのレッスン風景とお約束のチュチュを着た踊り。
がんばったご褒美は家族みんなと一緒にパーティ。

マダム博子の料理がパーティを彩ります。
昨日の献立は
  マッシュポテト揚げ餃子 海老せん ボール豆腐ハンバーグ 
  サンドイッチ三種 玉子、ハム、きゅうり
  チキンライスボール
  パウンドケーキ二種 オレンジ ココア
子どもは喜び、家族もニコニコの初舞台です。

そしてマダムのすごいところはスタッフへの心配り。
まったくの別メニューです。
  キッシュ
  エスニックカレー
  ヨーグルトケーキ
フランスで鍛えてきた料理は並みのおいしさではありません。
疲れていたみんなも一気によみがえり、今週続くジュニアバレエコンサートへ気持ちを
切り替えます。
食べることは大事です。今も残りのカレーを頂きました。満足です。
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by session-house | 2010-04-19 18:13 | Comments(0)