創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

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月曜日は日本舞踊です。

また学びました。今日はアメリカの大学生が受講したいと連絡が来ていたのです。

基本的なすり足はいつものとおり、見よう見まねでアメリカ人もトライ。
その先です。私はきっと最初に私達が教えていただいたよういくつかの基本の
動きを組み合わせた、手や足の練習だと思っていました。

「松の緑」を踊ります。前の人の真似をしてください形がおかしくてもかまいません。
いつものやさしい扇菊先生がアメリカ人に言われました。

前の人である我々絶句、大慌て。
説明もしてあげてくださいと先生。振りも覚えていないのに出来るわけないのに、きゃー。

文字どおり身振り手振りのコミュニケーション。

古典の強さをまた知りました。
つべこべ言わず体験させる、異文化に触れさせる大胆な手法でした。

終わって日本の文化、日米のダンスの現在とダンスをするもの同士、お話しました。
扇菊先生に教わっている古典のことがめちゃ役立ち、やってて良かった。
胸なでおろす一日でした。
扇菊先生の体の使い方にアメリカ人びっくり、たおやめの美説得力ありですね。
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by session-house | 2010-05-31 19:07

エリカ記念館

国立のエリカ記念館に親しかった者達が集りました。

三年前余りにも早く旅立ってしまったエリカさんを偲ぶ館を
お母様のリー子さんが作られたのです。

写真、DVD等ダンス作品はもとより,成長する子供時代の多くの記録、
御両親への手紙までイキイキと力いっぱい生きてきたエリカさんの姿が
リー子さんの愛情に守られて保存されています。

良平氏も同行、久しぶりに会う「こんちゃん」に少し恥ずかしいはるちゃん。
「小さな恋のメロディ」で全国を旅した二人と一緒に小さなはるちゃんも旅したのです。

誰かの大きな靴を引っかけて大慌てで
先に用事で帰る良平氏の後を追いかけていく後姿にちょっと涙。

「勉強したいのはダンスです。」と意志表示したり、ダンスを続ける支援を願い出たり、
若き日のエリカさんがご両親の説得に必死の手紙にダンサー達は励まされたようです。

リー子さんの作るおいしいチーパをいただき、はるちゃんのマッサージサービスを
うけ、床暖房のエリカ記念館で過ごした一日、
あー、それでもやはり誰の気持ちも晴れないのです。。
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by session-house | 2010-05-30 22:09

嵐のように

21ステップアップ大盛況に終わりました。
いい作品が並び、たくさんのお客さんが入り、大きな拍手の公演でした。

大学生のときからの付き合いのダンサーが今日は大勢出演、それぞれ成果を見せてくれ
流れた時間の長さを思いました。UDCを立ち上げた東京女子体育大、宮崎大、埼玉大と
代表する3校の卒業生のダンス、UDCメンバーの和光大の卒業生のダンスを見ていると
10年の歳月が実を結び始めたのを感じます。

ダンスを言葉で語っても語りつくせないのであいまいな感想は述べませんが、
気持ちのよいうれしい夜になりました。

もちろん他の3作品共に個性的で、ダンスを見る楽しさに満ちていました。
常にこのテンションの舞台を提供すればダンスのお客は増えるし、
ダンスの役割も認められてくるでしょう。

実を結ぶために出来ることをそれぞれが努力しダンスの時代を作りたいですね。

和光作品、ハポネンズの振付けはマドモアゼル・シネマの伊達麻衣子でした。
我がダンサーたちは明るい努力家です。
嵐のように踊る姿に私も大きな拍手。

窮屈な席の中ニコニコと応援下さったお客様に心より感謝。
またたくさんの人が私の体を案じて下さったことも本当に感謝です。
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by session-house | 2010-05-30 00:57

助けられてクリア

昨夜レッスンの途中で体調不良。マドの皆にタッチ。
初めての感覚にまず熱を計ると、驚きの33,6度。慌ててもう一度、34,8度。
どちらにしろいかんので寝てみました。
今朝は36,3度。めでたく復活。受講の皆様ご迷惑をかけました。

金曜クラスはいつものように集中するみんなの気持ちに励まされ完全復調。

頂いたマンゴーはとろけるおいしさで中から体を癒してくれるし、みんなの
心遣いのお陰で一日で直り良かった。

今日も大きな男性達が次々に事務所に。
大きな体と気持ちの優しい共通点があるコンドルズの鎌倉さんと、映像の瀧島さん。
お喋りで気持ちもほぐれます。

地下は明日の仕込みも済み、今は照明合わせに大わらわのことでしょう。
もうチケット完売、当日券も無理ですが明日の公演はいいですよ。
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by session-house | 2010-05-28 22:54

からだとからだ

昨日福島まで行ってきました。
あいにくのお天気でしたが久しぶりの田園風景、新緑の山並みに和みました。

そして先日来頭を悩ましていた医学部での講義。

ダンスしか出来ないのに何を話せばいいのとよくもない頭を使いました。
その結果は「からだとからだ」
医者もダンサーも人のからだと向き合う仕事だと言う当然のことに気がつきました。

まったくちがう分野の学生や先生、模擬患者さんとの出会いは新鮮でした。
結果が良かったか悪かったか、全力投球しましたが伝わっていれば嬉しいです。
反省はひとつ、学生にもう少し体を体感してもらいたかったけれど力不足で今ひとつ届け得なかった感あり。

ピナダンサーのように美しかった模擬患者のみなさん同様、将来医者になる学生たちにも
体を開放する時間を届けたかったなあ。

今日はいつもの自分のテリトリーで仕事。
Dzoneを済ませた山口夏絵と反省会。夏のワークショップの打ち合わせ、久しぶりにオランダで
活躍している楠田建造の帰国ワーク、そしてマドモアゼル・シネマに出演の椎名葉のベリーダンスと
スペシャルが続きます。

気持ちがここのところ医学部に飛んでいたので今日からクラス、マドモアゼル・シネマリハと落ち着いて
向き合います。

最後に学生たちが3つの質問をしてくれました。
1 床に倒れこむのは何を表現していますか。
2 作品のインスピレーションはどうやって見つけますか。
3 ダンサーは体を楽しく使うのが仕事だと言われましたが、観客をどう考えますか。

とてもいい質問でした。喜んだ私が一生懸命答えたのはいうまでもありません。
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by session-house | 2010-05-27 17:50
いつもは振付けの私を中心に作業を進めるマドモアゼル・シネマですが、自作への挑戦も試みます。

昨年、夏は「一人一夜物語」を全員自作自演で敢行、汗と涙の作品は2階ギャラリーの場を生かし、
それぞれ好評。ひとりの大変さを知ると共に作る楽しさも味わったみたいです。

今週末の21フェスステップアップにその一人、伊達麻衣子が作品を出します。
和光大学の仲間たちとのダンス、まだ私もチラリとも見ていませんが、是非見てください。
6月のダンス花には大島菜央が日女体の同級生と踊ります。

同じ釜の飯を食い、切磋琢磨して舞台を創る関係は私の現役の頃にはない環境です。

米原万里さんの小説を今読んでいますが、主人公がダンサーになるのをあきらめるところが
あります。その理由が、「この国ではダンスは人々の心の糧にはなっていない」と言う絶望に似た感情。
ロシアでは愛され、糧になりえているようなのです。人々に本当に必要なものとしてダンスも、
音楽もあるのですね。

「心の糧」になりえるためにこそ、今切磋琢磨し頑張るときでしょう。

といつもはっぱをかける私のそばでうーーんとうなっているダンサー達の挑戦です。
こたえは簡単には出ませんが、思いは持って踊るでしょう。
長い長い道のりのまだ始まりの時、結果を恐れず真剣に踊って欲しいと思う下見前の先輩心。
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by session-house | 2010-05-25 19:44

口は達者

扇菊先生はのせ上手で、「とてもよくなったのですり足をレベルアップしましょう。」と挑発。
手に汗握るすりあし練習、、「内臓に汗をかくと能では言われます。」との教え。古典はすごい。

「雑念がありますね。当然いいのですが見えないように歩きましょう。見せたいものが見えるように
歩いてみて下さい。」といつものやさしいお声。

全員でド集中。少し内臓に汗をかいたような錯覚。

先生はニコニコ、感想はなしでした。

実は、私はクラスの中でもマドモアゼル・シネマのリハーサルでも「中にあることを見えるように、
カタチではない、でもカタチの中から見えるように。」と言い続けています。

みんなごめんねって気持ち。私の口は実に達者でした。
実技は簡単ではないね。
でもやはりすごく大切なことで外に表出するエネルギーでなければ届かない。
表現者である以上手に入れたい、必要なことです。
ダンサーの体はそこに向かい努力、私はそれを大きな力として作品に集約届けるのが役目。

口だけ達者はいかんと気合の入る一日でした。
りゅほうご飯で全身充実、クラス、リハとがんばってみます。
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by session-house | 2010-05-24 17:49

本番二日目

昨日からDzone。夏絵グループの熱演でお客さんニコニコ。
メデタシ、何よりです。

今日の予約の電話が二人目、嬉しいことです。
二日目はスタッフも出が少しゆっくり、仕込みなおしや掃除をしてダンサーの入りを待ちます。

私は電話番をしながら少しゆっくり。
と、二日目は初日のバタバタと違う空気が流れます。
作品へより集中する環境になるのです。
しかし残念なことに三日目はなかなかないのが現状です。

リンゴ企画で12回公演を実施したとき、最後までお客さんは増えるし、
ダンサーは伸びるし、テクニカルも洗練してくるし、作品が現場で育つのを実感。
良平氏の作品の持つ強度が支えていることも大きな理由ではありますが、
皆で力をつけてせめて5回公演出来るようになるとダンスの現場は変化するよね。

さらしてみて初めて自分の表現に客観性をもてる気がします。
伝えたいことが何なのか、振付する人のその思いが楽しく伝わるための手法や強度を
手に入れるためには何回もの涙と笑いの体験が必要です。

緊張した振付者の顔はいつ見ても健気です。
さて朝からブログに向えるのも二日目なればこそ。今から公演本番日モードに入ります。
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by session-house | 2010-05-23 11:21

今日はもうかけない

作家はどんな思考で書く作業をしているのかなあ。

今日は来週講義する大学のための原稿に取り組んだ。
頭がすごく疲れた。
ダンスを創ったり、テクニックをつたえたりは集中の方法がわかる。
今日の集中は机に向かって、事務仕事ともちがうし
なんだか字ばかりと付き合うのは大変。

椎名さんは偉い。尊敬していたけど度合いが増した。

作家と比べるような次元ではないのに疲れすぎて誇大妄想になった。
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by session-house | 2010-05-21 21:10

今日は事務また事務

小さなミスが多い。気をつけているのになあ。
書類作成ばかりしていると疲れて同じミスをしてしまう。

気持ちを切り替えて企画練り、いい感じでまとまってきたのでダンサーたちに連絡。
秋の企画でとても新鮮な公演になるだろうなと、一人でうふふ。

昨日はDMの発送準備で大わらわ、もうすぐ届きますからお楽しみに。

今日は折込の手配や、広報について頭をめぐらせ悩みます。
どうしたらダンスを見る前に伝え、来てもらえるか、大きな問題です。
バレエもミュージカルも宝塚も見る前に約束されるものがあります。
コンテンポラリーのむづかしさは多様な価値観の提示と言う幅の広さを視覚的に
伝えることのきびしさにあります。

共感という楽しさは何にも変えがたい人の喜びですが視覚化するのは大変です。

と、事務に疲れた弱い頭は悩みでぐにゅぐにゅ。

さあ気分を変えてクラスをがんばり、視覚化するために一番大事なからだをつくりましょう。
ダンサーのからだは夢をも運ぶのですからおろそかには出来ません。
マドモアゼル・シネマ作品は今日もリハ。うーーんきっとすごいです。
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by session-house | 2010-05-20 18:47