創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

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原稿

ブログを書き始めて、文を書くことに臆病でなくなったよう。
書くことが苦手で手紙も嫌い、プレスリリースなど振付者が書くべき文も
3行くらいしかかけなかったのに、今日は一気に2つも書き上げました。

20周年の記念の冊子をつくるためで、冷房無しの事務所でグッと集中、
20年を振り返りました。現在の現実も信じられない事実ですが、われわれが
20年やり続けてこられたことも、ちょっと信じられない事実です。

20年前、20年後は予想もしませんでしたし、日本の現在などもっと予想も
しませんでした。なかったことに出来ないシビアな現実は、今の日本程では
なくても、個人レベルでは、同じようにシビアな出発だったのを思い出します。

20年目のビッグプレゼントもありますが、発表はもう少し待って!

紫陽花も終わり、花を切りました。いよいよ夏到来、どこまで我慢が出来るか、
いろんな意味で勝負の年です。

今週はDゾーン、画廊もつかってのスペクタクル、楽しみです。
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by session-house | 2011-06-29 19:21

ただいま、東京

鹿児島に負けない今日の暑さ。クラス受講のダンサーも手抜かりなく
紫外線対策。

鹿児島では同級生たちと元ガールズトーク。
いつもからだだ、ダンスだ、とばかりの閉塞的環境から解き放たれる
ふるさとは、他愛もない話で笑い転げる少女時代にタイムスリップ。

顔を洗うとき、パジャマをぬらす派とぬらさない派。紫外線対策は帽子派、
日傘派、両方派、、、、などと欲も得もない話に興じます。
昔はそれに好きな人の話が加わったけれど、さすがにもうなし、、、
からりと明るい南国の元ガールズトークは私の心の洗濯タイムです。

そして人生は東京でです。今日も友人の外国人が東京で生活する決心を語り、
私の人生はここにありますからと上手な日本語で言うのです。
子どもが小学生になるし、夫は日本にいるし、と説得しても国の家族は
泣いたそうです。でも彼女は日本で暮らすことを選び、チャリティで被災した方たちに、
収益金を送る活動したりと、東京で生活する人はここで出来ることを続け、
ここでの人生を選びました。「ただいま、東京」と一度離れた外国人達の帰京。
私も、生活の場は東京です。どんなにふるさとが恋しくても、”人生はここでなす”、
という覚悟はこの大震災で出来たような気がします。

「東京タンゴ」もはや異邦人のようには作れません。6年前鹿児島公演を
成功させてくれたみんなへの感謝もこめて、覚悟を持った私の「東京」を
作りたい。ダンサーも成長、刺激的な作品にします。

紫外線対策ダンサートークは、やらないか、やるなら帽子、日傘、サングラス、
手袋だそうです。イヤーすごい!
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by session-house | 2011-06-28 17:08

ちょっと里帰り

今日から月曜日まで鹿児島に帰ります。大雨で大変だったそうですが、
今日はこのお天気、良かった。

なんやかやと同時進行で進んでいるので、自分の私生活はほとんど忘れ、
今度もマドモアゼル・シネマのみんなに迷惑をかけてしまった。

ロングリハを日曜日に設定し、都合のわるい人はひとにらみ、予定を
変更させ、改めてスケジュールノートをみたら、私は鹿児島行き!
「すんません」と平謝り、ぼけも入ってくるお年頃、気をつけなくてはです。

クラスをすませたら、一路羽田、気分はもう旅人ですが、
もうひとがん張りしてきます。
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by session-house | 2011-06-24 12:42

つるまきゆりこ+コパン

音楽が出来上がってきました。「ラジオ体操をダンスする」のオリジナル曲。
つるまきゆりこさん作曲、コパンさん(堀井栄治・祥子)編曲による全7曲。

記憶のそこをざわざわとゆさぶる7曲は、なつかしさとともに明るいリズムが
肩をたたき、励ましてくれる感じです。音楽聴いて、手作りの帽子をかぶって、
みんなでお茶して、体操する、いい時間が流れそう。

「ドンブラコ体操」「ろくにんのいとこ」「今日の朝は」「せみの歌」と、題名を
きいているだけでも情景が浮かぶでしょう。がたがたと踊るより、風景の中に
たたずむ、ダンスとはいえないダンス、ちいさな子どものように、年を十分
とった人のように、ラジオ体操の形のある情景が、見えたり、かすんだり、、、

たった1回のワークショップ、ダンスゼミですから、完成は求めず、ゆったりと
音楽を聴き、しっかりと手仕事し、新しい生活の時間を見つけるような、
そんなことを参加の皆さんと探したいと、心はもはやおどっています。

舞台まで付き合いたい人は老若男女誰でも参加下さい。
ランニングとパンツは原田ワールド、赤いテープで縁取ります。
踊る行為は楽しいものです。恥ずかしさは衣裳と帽子にくるみこみ、
体操なんですから、大丈夫。帽子が欲しい、だけでも立派な理由、
待っています。赤いソックスは自分で用意!
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by session-house | 2011-06-22 19:47

ITダンサーたまちゃん

マドモアゼル・シネマのHP担当のたまちゃんは現役ばりばりの
キャリアウーマン。IT業界で日々働き、夜な夜なダンサーに変身。
好きなだけではやっていれないダンサー家業、厳しい両立を続けています。

今日はリハがないので、今まで事務所でHPリメイクの作業でした。
たぶん、きゅるきゅるとおなかがなっていたのですきっ腹だったと思う。
頑張り屋で弱音をはかないのは、ダンサーみんなだけど、たまちゃんは
筋金入り。帰ってから食事を作り、主婦の仕事も手抜かりなく、、、、

そんなわけで時間を切り詰めての作業、HPはまだ少し先になりますが、
出来上がったら、たまちゃんに「すごい」と声をかけてください。

昨日のブログが分かりにくかったようですみません。
海外に行く航空チケットを買い、年寄り集団は私たちのことで、そして
60、70は孝、直子、美術のくにさん、舞台監督の一郎さんの4人で、
その他のみんなはまだ20代30代、全員ひっくるめて申し訳なかったです。
40、50はまだいないそうです。ドイツの敦子さんは年齢不詳、別格。
一生花嫁衣裳を着続ける覚悟だと先日メールありました。「不思議な場所」
今年も9月にポーランド、ポルトガルとあっちゃんの花嫁衣裳は続きます。
6年も再演が続く不思議なご縁、来年もどこかで待ってくれる人がいますよう。
では本日はこれにて。お疲れ様でした。
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by session-house | 2011-06-21 22:56

「東京タンゴ」の挑戦

2004年の初演から流れた年月は誰にも等しく流れ、、、、
笑いが止まらなかった菜央ちゃんも、大泣きの麻衣ちゃんも
大人になり、マドを背負う看板ダンサーに成長、、、、
というか、私だけではなくみんなにも歳月はながれたのね。

まだ小僧っ子だったのに、ふたりともいまやきりりと場を仕切ります。
いつの間にか、リハの現場は穏やかに、挑戦に満ちた大人の集団に
変身。ま、なんかかわいくはなくなったような、素敵になったような、、、
アハハ!

今日は9月の海外公演のチケットを購入、65歳以上が4人もいるツアー!
20台から70台まで全ての年代を網羅する我ら!
一番かわいくないのは私!みんなはまだまだかわいい盛り!
ちょっと凄みは増したけれど、みるには旬なマド、見逃さないでね。

真面目な挑戦は「再演という枠の中で、現在を生きる演者と観客が
どのように新しい関係を持つことができるか」です。

さてプレスリリースも出来ました。マド通信が出来上がれば発送、
DMも近いうちに送ります。

ただいまマドITダンサーたまちゃんからメール、マドモアゼル・シネマHPが
もうすぐリニューアルオープンという知らせです。お楽しみに待っていてください。
では今日も皆様お疲れ様でした。
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by session-house | 2011-06-20 18:51

5色のダンス

シアター21フェスステップアップ終了。今日は21らしいまったく違うダンスが
五つ並び、お客さんも納得の楽しい公演になりました。
スタッフはぐたぐたに疲れ、先ほど解散。ご飯を食べる力もなし。
ダンサーは、いい気持ちでりゅうほうで打ち上げ、でしょう。

ダンサーは自分の時間を全力投球、スタッフは5組全時間、全力投球。
それぞれの役割を、今日もがっちり頑張り、お客さんは「ちりつも作戦」に
全面協力。ほとんどの方がチャリンと、時にひらひらと協力くださると、
スタッフは感激。ダンスでつながるいい時間が今日も流れました。

スタッフに感謝の言葉で帰るダンサー達に、しばし疲れも癒され、皆笑顔。
そして、休む間もなく明日の準備。テクニカルスタッフの努力が今日も
ダンスを彩り、共同作業の結果、お客さんに楽しんでいただけました。

単独公演と違い、スタッフは実は大変。全作品に真剣勝負で挑まれ、
受けてたつしかありません。しかし結果よければ疲れも何のその。
テクニカルスタッフの仕事ぶりをみていると、どの分野も私には無理!

5色のダンスの影に支えるテクニカルスタッフあり!全てのタイミングを
考えるだけで、、、、あっぱれ!あっぱれ!
ダンサーアンケートは、いつもスタッフへの感謝であふれています。

今日は学び山羊頑張りのまきで良平氏も駆けつけ、何よりの励み!
梓ちゃんグッと来たし、いつもながら八子さんひきつけられるし、蓉ちゃんも
新鮮。清藤さんも熱く、岩沢さんは手堅く、なんかみんな自分色でよかったな。
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by session-house | 2011-06-19 00:16

出来ることを少し

一枝さんから署名の連絡がありました。
福島の子ども達を守るための緊急署名活動です。
http://www.foejapan.org/infomation/news/110610.html
同意の方はぜひよろしくお願いします。

具体的に何かしたいと思っても、いまだ方途が見つからず
募金と署名のみです。スタッフの上田さんは、ボランティアとして
何回も被災地に入っているので、今日もみんなで話を聞きました。
その現場ごとに、求めていることも、必要な物資も違うそうです。
ボランティアに行くのも、情報を集めてか、まずは何を求められているか
現地をみて知るのがいいだろうということでした。
上田さんは行き続けるそうなので、何か具体的なお手伝いがあればと
おもっています。今は電気製品、この季節は扇風機が欲しいと言って
います。

ハエ、これからは蚊が問題になるだろうと、まだ何も片付いていないそうです。

さあ頑張りましょう。今日はまだクラス、振付と続きます。
風邪が大流行です。マドは「アーラ、いい声ね」と、みなおかま化しています。
皆さんもお気を付け下さい。
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by session-house | 2011-06-16 18:25

静かな街

神楽坂を歩いていて、人も以前のように増えてきたし、何も変わらなく
見えるのに、ふと気付くと人々は静かです。

外国人もふえ、神楽坂はまた生活をする場になってきたようです。が、
よくみるとスーパーにいた外国人や、ハーフの子達の姿はないようです。
国際結婚のダンサーが移住のため、急に舞台参加が出来なくなったり、
こんなに小さなダンスの場でも、変化があります。

原発をやめると決心することは生活の方向、方法を変えることですよね。
セッションハウスを始めた頃、にっちもさっちも行かなくなった私たちに、
当時の弁護士さんは「生き抜くためのの発想の転換を」といい続けて
いたのを思い出します。どんな発想の転換をしたかすら思い出せないほど
夢中だったような気がします。私たちですら20年は生き延びました。
日本人みんなで考え、生きて今ここにいる誰もが生きつづけられる方途を
見つけねば、です。

静かな街を歩きながら、みんなの内側を思いました。
晴れやかになれない現在を、皆それぞれに抱えているのだと思いました。

被災地の格差や、進まぬ復旧の報道をみると具体的な何か出来ないかと
あせります。静かな街の理由はこの無力感と関係あるかも知れません。
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by session-house | 2011-06-15 19:41

見えない雲

ダンサーのアキちゃんが読んでみて下さいと貸してくれた「見えない雲」
昭和63年に読んだ、アキちゃんの署名入り。作家はグードルン・パウゼヴァング
チェェルノブイリ原発事故直後に書かれた小説で、主人公は14,5歳の少女。
ありえないといわれている中でおきたドイツでの原発事故として描かれていて
この出来事は、あまりに現在の福島と重なり、現実の悲惨を思い慟哭。

「東京タンゴ」の振付に入り、昨夜からポワントワークに突入。この作品を
作ったときフランク・パブロフの「茶色の朝」を読み、1つのことを強いられる
ことからおきる理不尽さを考えたけれど、いつの間にか私たちはどっぷり
「茶色い朝」の中にいたのですね。
ダンスはたかがダンスなので、驚いたり、笑ったりしてもらいたいのですが、
あまりの現実のすごさに、いまダンスなどをしていることにびびります。
ダンサーはそれでも、現実にポワントという肉体の痛みと闘います。
私はどこも痛まず、ダンス!と神楽坂の地下鉄のホームを歩きながら、滅入ります。

答は簡単に出せませんが人を巻き込んでの作業、抱え込むしか出来ません。
小説を読むことで、現実の悲惨が思い起こされる経験は今まで知りませんでした。
おろかさに、本気で気付き、行動しないと、私は未来を手渡せなくなります。
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by session-house | 2011-06-14 20:31