創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

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2011年

多くの人々と同じように、無力感にさいなまされたり、不安におびえたり、
あまりの大きな不幸に、立ちすくんだ1年でした。

日々の作業に熱中、いつかは終わる,明けない朝はないと、乗り越えて
きた今までの経験が役に立たない事態を始めて体験した年です。

それでも時間は流れ、もう今年もあと一日、、、、、「良いお年を」と口々に
仕事納め。

今日から頭をからっぽに、ダンスを忘れ、東京を忘れ、ぽっかりすごします。

私の故郷は鹿児島です。桜島が噴火し、錦江湾をイルカがとびます。
一番好きな田舎の海、吹上浜は白い砂浜が長く続きます。

来年は自分の記憶と向き合い新作を創ります。『つぐちゃんのそら』
タイトルだけ決めました。誰と出会い、だれが踊っているのでしょう。

美佐ちゃんが書いてくれた、「夢はいまここ」舞台の上の人、見る人、みんなで
探す夢、「いまここ」。2012年、マドは新しい旅を始めるでしょう。

皆さま良いお年を!
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by session-house | 2011-12-30 21:52

事務の仕事納め

ですが、まだ事務所は全員ねじり鉢巻。

大掃除に突入できません。

マド公演が終わり、余韻もなく、月曜日から事務職に転職。

苦手な仕事ながら真面目に取り組みます。
今日は経理の清子さんも出社。プロの仕事はどの部門も
美しい。公演で見るテクニカルの仕事ぶりも美しいし、
事務仕事のきっちり仕上げも美しい。

良平さんも大樹さんも今日は今年最後のクラス。
終わった後2人とも事務所に顔出し、賑やかな事務所でした。
安代先生はますます元気で今も最後のクラス中!

長いなんだか長い1年でした。ドイツの敦子さんからメールで
「個人の希望が夢と消えることがあることは知っていたけど、
戦争以外でこんなにもたくさんの人の希望が夢と消えるとは
とんと知らなかった、、、」と書いてありました。

何の手も打てず、または自己満足の手しか打てない日々に
悶々としたままの数ヶ月、、、

この長い1年の経験、体験を来年は噛み砕き、自分の考えとして
形を考えて行くつもり。少し片付けに入ります。

敬子さんは電卓をたたき、支払作業、美穂ちゃんは来年のDM作業準備、
新人峻介君はポーランドのイザベラ(来年の2月ソロ公演)サンの
作品研究と年の瀬とは思えない働き!!!

孝さんは、うどんを作ってみんなのお疲れをねぎらいます。

明日はみんなで大掃除。掃除好きの人は集合。終わったらりゅうほうの
特別メニューが待っています。

ではもう一頑張り致しましょう。
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by session-house | 2011-12-28 20:27
無事におわりました。皆さまの笑顔に祝福されて20周年の責務を
は果たせたことに感謝します。

1月にくも膜下で倒れた原田先生が、夏編も冬編も新しい衣裳を
提示できたこと。12月に動脈瘤の手術を受けたくにさんが美術の
責任を取り続けたこと、、、、、、
その二人がそろって、並んで本番を見てくれたこと、感謝です。

18年前、セッションハウスを維持することが難しくなった時期が
ありました。初めての子どもクラスの発表会で、子供たちにパーティを
プレゼント、台所で大わらわの私に「直子さん中に入ってください。」
忙しいのに、、とブツブツ言いながらスタジオに入ると、
一灯のあかり、、、その中にいたのは一羽の白鳥、、
「瀕死の白鳥」が羽ばたいていたのです。尾本安代先生と、スタッフの、
私へのねぎらいです、、、、、

涙でかすむ白鳥を見逃してはならないと、初めて知る幸せ感の中で
目を見開きました。そして安代先生が踊り終え、いつもの笑顔で一言、
「私にできるお礼はこれだけだから、、」

私が芸術の力に本当に出会った瞬間です。
命を助ける力がある!
お礼のできるダンスをしたいと夢への旅がそこからはじまりました。

安代先生を支え続けてきた美佐ちゃんはいま重い病気と闘っていますが、
新幹線に」乗って福岡から命がけで駆けつけます。
いのちは安代先生のダンスで支えられています。

マドのみんなの慣れないポワントでの心を込めた満身創痍のダンス。
大樹さんののびやかな解放されたダンス。3者が絡み合い、私の夢は
お客さんの心に飛んでいきました。

20年目の心からの感謝です。
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by session-house | 2011-12-27 11:42

カメラマンも来ました。

鹿児島の一番下の妹は仕事は公務員。そしてもうひとつの顔は
カメラマン。カメラウーマンって言うのかな、
好きなものを撮り続け、マドモアゼル・シネマの写真では南日本新聞の
写真展で一番の賞をもらったりと、楽しんでいます。

「東京タンゴ」は2005年鹿児島公演をして、妹も夢中で写した作品。
久しぶりの再演と、尾本先生の魅力に惹かれて本日上京。

孝カメラマンと、伊都子カメラマン、2人の専属カメラマンも用意万端。
スタッフワーク、制作ワークも本番に向かって着々。

衣裳は本番当日に最後の衣裳が到着!します。
綱渡りも含め、全スタッフが本番に焦点を当てて動きます。
この一人で出来ない作業が物を創る醍醐味です。

今回は安代先生、大樹さんの経験に支えられ、ジャンさんとはまた違う
喜びを感じました。踊りにかけた人の面白さ、ヘンです。
変で、美しいものやことが好きな人にはたまらないダンス!だとおもいます、、
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by session-house | 2011-12-22 17:40

少し落ち着いて

スタッフの下見にあわせて毎回通しました。

マドモアゼル・シネマはすごく練習をしてるんですよねといわれますが、
時と場合。稽古場、セッションハウスが開いていれば毎日でも稽古!
ですがセッションハウスのプログラムは、毎週のように何かあります!!

今回は週2回しか出来ない、そして「3」出演の大樹さんは12月10日、
11日が本番。その前には香港公演と東京不在!!
小返しをしたい大樹さん、全体を見たいスタッフ、、、

そして発見したのです。振り写し無しで見よう見まねで踊る大樹!
何かヘンと見れば、一人まるで違うステップ。満面の笑顔にだまされて
下は見ていなかった私。みんなが真面目に下見中、笑いをこらえるのに
一苦労、でした。

昨日は久しぶりにスタッフなし、あ、音響の上田さんは初下見でしたが、
おいといて。シーンごとに見直し、、、この時間が必要なんだよね。

やっといろいろなことが腑に落ちて、人前に出す勇気が出てきました。

今週は毎日リハ。みんなが自分のするべきことをつかみ始めると、
いい顔になります。クリスマスにはいい顔が並びます。
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by session-house | 2011-12-21 18:33

ダンスのいろいろ

スタッフブログにマドモアゼル・シネマリハ風景アップ。
いつか私も映像を取り入れる技を手に入れお届けしたい。

その前のスタッフブログはレジデンスアーティスト公演の写真。
同じ大樹さんがいるにもかかわらず、その雰囲気の違うこと!

少し前まではそのことで落ち込む事もあったけど、今は仕方ないと
割り切った。ダンスらしい、、というのも変だけど、私には
マドの写真はいつもダンスらしくなくて内心、えええっ!
もっと現場では踊っているつもりだけど、なんだかいつもへらへら
みんなで笑っているものが多い!
なんてこったと反省するけど、こうしか出来ない、、、

「3」の作品も3者3用、それぞれがこれしか出来ないダンスを見せて、
抽象的なのに腑におちるというか、ダンスの醍醐味にあふれていたなあ。
「オイリュトミー」はダンスとの違いが興味深く、こちらのイメージはワクワク。

こうしか出来ないとあきらめず、何より開き直らず、誠実にあること。
今心がけているのはそういうことです。
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by session-house | 2011-12-20 20:11

野和田恵里花のダンス

昨日もずっとDVDとにらめっこ。
自作を見るのはいやな作業だけど、再演は見るしかないと、
覚悟を決めて見続けます。台本のある作業に似ています。

冬タンゴの振り起しにみんなで見たとき大樹さんが「つらい」と
ひとこと。

そうなのです。再演はエリカさんを見続ける作業から始まります。
そしてそれは慣れることなく痛みます。

昨日も一人で見続け、泣きながら笑います。

エリカさんのダンスは「今ここ」です。その時起きることを楽しみ、感じる、
そのことが彼女のダンスです。
上手にふりを踊ることにはまったく興味がありません。その場で起きること、
に反応しています。ソロのときは自分の体に、人と一緒の時はそのことに。

ダンス作品は作り事だから「嘘」をいっぱいつこうねと二人でたくらむときの
楽しさ。そしてその嘘は、舞台での体「真実」として昇華させていくのです。

DVDを見ていると本当に細かく反応していて、決まり事を超え、「今始めて」
と楽しむエリカさんの姿があります。ほんとに楽しかったんだねとその時間が
かけがえのないいとおしいものとして蘇ります。

リハーサルのできない週末、エリカさんが楽しんでくれたダンスを今に写し、
新しい今を創るためにダンサーたちにメール作戦。
エリカさんはエリカ一代だけど、あこがれて踊るダンサーもおなじ一代!
ああ、、頭朦朧の今朝、です。
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by session-house | 2011-12-18 12:01

20周年総仕上げ

年末年始は思いがけず大いそがしになって来ました。
忙しい良平氏の日程のため予定変更。年内に収まる予定がはみ出し、
年末はマドモアゼル・シネマ、年始は近藤良平と20周年企画総仕上げ。

同じ頃に活動を始めたマドモアゼル・シネマとコンドルズ。
今では考えられないけれど、2作品の合同公演もしたのです!
記念誌に若きみんなの顔があり、まだ懐かしむ余裕はないけれど笑える。

先週のレジデンスアーティスト公演「世界へ!」も含め、セッションハウスを
象徴する3企画がぶつかった年末年始となりました。

企画者としての仕事と、振付者としての作業がせめぎあいます。
今日からマドモアゼル・シネマ本番まではわがままに「振付」優先。

くにさんも「病院を出た。全てオーケー」と本人から電話がありました。
心配してくれた皆さん、安心して。
マドモアゼル・シネマ公演、クリスマスはみんなで、ね。
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by session-house | 2011-12-17 15:30

最後の金曜日

金曜クラス、今年最後のレッスン。
20年ちかくレッスンに通っている博子さんとくにさんは私と同じ年。
ダンサーでもない60代が、コンテンポラリーのフロアワークをこなす姿を
見ていると「すごい」と笑いがこぼれます。

継続は力!です。

明日はそのくにさんが退院!

みんな、安心して!くにパワー復活の日は近いよ。

23日が祭日で、来年までクラスはお休み。
早い「良いお年を」で焦ります。
本気で”よいお年”にしたいと、心から願う少し早い年の瀬気分。

大掃除やら、年賀状やら、いやいや何よりまだ本番があります。
汚い事務所を横目にまだまだ掃除体制には入れません。
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by session-house | 2011-12-16 20:04

2011年の総仕上げ

哀しい日本になってしまった今年、いまだ復興もならず、
一個人として負いきれない現実の中にある被災地の現状。

思うと悲しみに心が閉ざされますが、
開くのが仕事、と考え、ダンスの作業をしています。

照明の関根有紀子さん、ホントはすごい照明家でマドモアゼル・シネマの
舞台監督として支えて下さる一郎さん、のお2人がもう2度の下見。
おかげで早い通しで、舞台の大御所に鍛えられています!

見えてくる物語がそれですごいかというと、私は私。
変わらぬささやかさ、、、それでも尾本、大樹という二人から見えてくる
恋は、私としては「すごい!」よ

カエルの王様とカルメン安代の一夜の恋で生まれた子が大樹!
母と息子のデュエット、そして若い日の王様とカルメンのデュエットでは
大樹さんが王様、、、と聞いている人には分からない話で私は盛り上がり、
絶対見てほしいと願うわけです。

分かりやすい話とコンテンポラリーファンにはまたも馬鹿にされるでしょうが、
馬鹿は死ななきゃ分からない、、馬鹿に火がついた私は萌燃え!

総仕上げは人生かけてまいりましょう。
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by session-house | 2011-12-14 15:23