創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

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1年分の大きな感謝

今年の仕事が終了しました。事務所の掃除が終わり最後に一人
机に向かっています。

大変な時代には、小さなところも免れようもなく荒波にもまれます。
荒れに荒れた前半から、徐々に落ち着きを取り戻し、無事に事務所終い。
「斜陽」と「断絶」の今と、ある対談で読みましたが、共感。
この時代を担う若者たちと手を携えて作っていきたいと思います。

厳しい現実だからこそ、現場は明るく親密でありたいものです。
その現場の空気が集まるダンサーに伝わり、それがまたお客さんに
伝わる、そんな連鎖を作りたく、今年は力ずくで頑張った気がする。

明日は地下とギャラリーの大掃除。21年目の清め。

昨夜はマドモアゼル・シネマのリハ納め。みんなでリハ終了後乾杯。
大方さんを囲んで、話に花が咲きました。

明日は15,6人スタッフ総出で大掃除、避難訓練そして忘年会と
最後まで満載。無事にここまで頑張れたのは、皆さんの気持ちあってこそ。
本当にありがとうございました。試練は手を変え品を変えやって参りますが
一度も気持ちが沈まなかったのは、ダンスする仲間達の明るさと、影に
日向に応援して下さるみなさまのおかげです。

6日までお休みし、鹿児島で英気を養い、東京に帰ってきます。
みなさま良いお年をお迎え下さい。

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by session-house | 2012-12-29 00:25
貴重なロングリハーサル。大方さんも参加。しかしイブの日、、、
野暮は言わずに早めに終わらせようと、夕方「今日はここまで、」
「えー、、もうお終いですか、、、」とダンサー達、

「まだやっていいのお、」と私。
「もちろんですよ」とこぶしを握り締めるダンサー!!

貴重なロングロングリハが出来ました。長い時間がないと出来ないことが
あります。流れの中で見えてくる強弱や、前後とのバランス等、2時間の
中ではそのシーンしか出来ないので、つないで見ると「ぎゃああ」となります。

今度のマドも見ものです。どこがというと、アンサンブル。ダンス力です。

大方さんとの出会いは神様がくれたプレゼント。
大方さんの自在さとマドのアンサンブルで織り成す世界は、
地味に底光りします。

明日は今年最後のリハ。虐待児童のようにあざだらけのダンサー達、
お正月うんと休んで、あざも治し、来年たくさんの人に見てもらえるよう、
一緒にがんばろう!応援団はいつでも歓迎!差し入れもいつでも歓迎!
大方さんはビールが好きです。
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by session-house | 2012-12-26 20:12

12月の仕事

今年は支援を得ての公演が11月に固まってしまい、報告作業が集中。
やっと先日報告書を書き上げ、いよいよ大掃除に突入。

頭の混乱と仕事場の混乱は正比例。

まずは今年の書類をファイルして、来年の企画のお願いの電話をすませ、
この大混乱の自分の机周りから取り掛かりましたら、夕べは居残り、
一人で夜中12時までとなりました。

やりだすと止まらない。片付けは大好き!でも毎日はだめ。
書類は次々と山積み、片付けられない女化してしまう、、、、

29日はみんなで揃って大掃除。20年たってもきれいだといわれる、
地下スタジオはスタッフ皆の毎日の努力の賜物。
「きれいな小劇場」ていい!と若いダンサー達がいってくれます。

毎日少しずつと自分も心がけ、スタッフも実行してくれてその成果を
見ているのに、机はなんであんなことになるのでしょう。

片付け方の本、整理の仕方の本も読み、そのように整えるのですが、
すぐにもとの木阿弥、、、やれやれ、、、
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by session-house | 2012-12-23 14:20

12月は疾走!

時間の速さに自分が追いつかない。

というか日々の変化に目が回る。

福島の話、選挙、そして多彩に日々繰り広げられるダンス。

考えること、計画すること、、、、山のよう、、

頭が回りませぬが、マドリハの大方さんに励まされる。
「イヨッ!ニッポン一」と心の中で掛け声をかけながら、のリハ。

苦労の数だけ引き出しを持っている大方さんの作為を越える
作為の演技、、、、芸に裏打ちされた全ての行為がしみてきます。

終わってちょっとのむビールの美味しさ。
少し昔話を聞きながら、一緒の舞台を体験できる縁にふるえます。

女子は皆見るといいです。男子は皆泣くでしょう。
私達はみんな「お母さんのこども」なんだね、いくつになってもね。
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by session-house | 2012-12-19 20:54

考える年の瀬

土曜日の一枝さんのトークの会「福島の声を聞こう」。スタッフブログにアップ。
是非観て下さい。

まだ見つからない子どもと、助かったもう一人の子どもを放射能から
守る一人のお父さんの声を聞きました。奥様もお父様もなくされ、
すむ家も追われたたくさんの人々がいるのが、今の私達の国です。

その国の投票率が少なかったのがショックです。

ここで若者たちと付き合っていると、問題意識を持ち、未来を考え、
ダンスと向き合っているように思います。自分達の未来を左右する国の
決定に参加出来るこの機会を使わないのは残念です。

ダンスが出来るのは社会が平和だから。ダンスを続けたいと願うことは
平和を願うことだと私は思います。苦難の現在だけれども願うことのために、
自分が踊りたいだけでではダメでしょう。

想像力はダンス創作にだけ必要なんじゃないことをしっかり考えたいと
思います。
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by session-house | 2012-12-17 19:06

ダンス花

今年から初めてアワード。対象公演のダンス花2公演終了。

ノンセレクトのシアター21フェスシリーズで集まる、年間約80作品の
中からセレクトされた10作品!その中からまた選ぶ1作品!が
セッションハウスの年間優秀賞となるわけです。

いい作品がそろいました。まだ選考日ではないので全てのダンスの
良かったところを思い出し、もっと一般的なものにするにはどんな
ことが必要なのだろうと、考える毎日です。

昨夜ビーチバレーに最初お客がいなかったのでかわいい子を選手にして
人気を得たときき、、、、ダンスは何をしたらいいか、考えています。
サッカーも地域を味方に成長しているし、皆努力している、、、
作品を作り、一生懸命踊る今の現状だけでは、まだ足りない部分があるのでしょう。

アワードも何かの役にたちたいし、足りない作業が何なのか、

まず願いとするイメージを頭の中で形にしてみよう、。
うんとクリアにイメージして実践したいものですが、、、。
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by session-house | 2012-12-13 17:43

今年の一文字

「金」に決まった、、、、私は金な気持ちではなかったな。

「忍」又は「耐」と我慢気分でいっぱいの前半戦から、紆余曲折、
いろいろあって、それでも「輪」と「縁」のおかげだな、にたどり着けた。

私ごときの「耐」を皆さんが慰めて下さってか、今年は果物が豊作!
洋ナシの季節から始まって、柿、みかん、リンゴが次々と、なくなる頃に
届き、嬉や、嬉や。今年の流行かみかんは小さくて甘い愛媛のもの。
リンゴは大きくてリッパで甘い蜜入り、たまりません。柿はごまいりで
珍しく、風邪封じ。洋ナシの香りには気持ちが豊かになりました。

思いがけない人から、思いがけなく届く今年の果物。
なんだかつらかったことを知ってたみたいに届き、気持ちが
励まされます。

いただいた気持ちをまた輪をかいて誰かに返す。一文字では言えない
人生を今年も皆で頑張ったなあ。まだあとひとふんばり、

月曜日のリハに大方さんが参加。皆観てほしいよ。「イチョウの実」という
宮沢賢治の童話を朗読してもらいますが、自分で読むとストりーなのに、
大方さんの朗読を聴いているともろに感情に突き刺さり、泣きます。
いとおしさや寂しさや、、、諸々の感情が表に引き出されます。
73歳の女優のすごさ、優しさに感情をまかせるのは人生の至福だと
思います。勘三郎さんがくれた至福、そして今出会える至福、そのとき
その場でしか出会えない至福、これはやる方は命かけますね。
かけさせていただきます。かける年頃ともなりましたし、来年の20周年、
マドモアゼル・シネマをどうぞよろしく!です。
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by session-house | 2012-12-12 19:46 | 日常

勘三郎さん

たくさんの人が泣いて、悔しくて、哀しくて、、、それぞれの勘三郎さんを
抱きしめていると思う。

昨夜のニュースで古舘さんが「2009年11月すごいものを見せて
もらいました。」と語っておられました。
私達もその時を一緒に過ごしていたのでした。アドリブの中で
「古舘さん、、、」と声掛けながら勘三郎さん、縦横微塵に
走り回っていた「平成中村座」の舞台!わすれられない至福のとき。

ルーマニア・シビューの国際フェスティバルに同じ年に参加できたのは
幸せです。ルーマニア前のドイツ公演の成功をテレビ等で見ていた私達は、
日本の様子を現地でお会いした歌舞伎の若手の皆様にお伝えしたのでした。

それだけのことで、名前を覚えていて下さって街角でばったりお会いした私達
に「マドモアゼル・シネマのみなさんですね。頑張って下さい。」と
あの腰の低いご挨拶をプレゼントくださいました。一生の宝です。

それを勝手にご縁とし、コクーン、中村座、歌舞伎座、赤坂、と観て来ました。
こんな早いお別れは誰も想像すら出来ないすばらしい舞台の数々、、、
戻らない至福のときを心に刻み込み、今に蘇った伝統を観続けたいと思います。
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by session-house | 2012-12-06 14:03 | 日常

継続すること

笠井叡さんと麿さんの舞台を観た。40年前の新宿27夜の興奮を
思い出した。舞踏の歴史の1つの決着。気持ちが晴れた。

土方さんが隣で仁王立ちで観ていた新宿公演。その姿に圧倒されたけれど、
世田谷公演は、土方さんの大笑いが聞こえてくるような気がした。
きっと土方さんはどこからか観ていて、満足しただろうなと、昔も今も舞踏の
一観客の私は、喜んだり、ほころんだり、素敵な一夜を過ごした。

どんなに素敵かは人それぞれ。いろんな意見があると思うけれど、ダンスが、
こんなにも素敵なものだと思わせた、あのダンサー達はどんな意見も越えて
すごかった。1対1、4対4のダンスの交錯にノックダウンでありました。

継続してきて、いまや海外では古典とも言われる舞踏!半世紀の重み!
日本のダンスの誇りです。

「日本の女達ー伝統と現代ー」アヴィニョン演劇祭の私達のコンセプト。

あれだけのダンスを観るとスイッチは完全オン!がんばろうと思った。たぶん
たくさんのダンサーが頑張ろうと決意したと思う。そんな励ましに充ちた
笠井さんのメッセージだったと勝手に思っている。
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by session-house | 2012-12-04 20:13