創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

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20年目の挑戦はアヴィニョン演劇祭での連続公演。
そして昨日まで、その成果発表公演を開催、刺激的な夏の終わり、
になりました。

東京本拠地での公演は、慣れた環境とスタッフ、見慣れた観客と
安心できることがいっぱい。その分作品に集中。

アヴィニョンは限られた時間とスタッフ、システムの中で、立ち止まることなく
毎日が進み、大変だけど、日常的ではない気楽さや楽しさに満ち、
1日1回の公演に全力投球。

何がきついかときいたら、コンクリートの床よりきつい2回公演!だそう。
日常的な場所で非日常を作る東京。
バカンスでゆっくりと過ごし、楽しみとして観ているアヴィニョンの観客と、
日々の暮らしの時間をさいてきている東京の観客。

何もかもが違う中でのアヴィニョン11回公演、東京3回公演。

これだけの回数を踊った実績が今回の大きな成果、と実感しました。

人々にしみこんで行く強さ、自由に自分に埋没していく想像力の豊かさ、
踊った回数に支えられて「赤い花白い花」はアヴィニョンとも違う地点に
着地したように思います。
ダンスする面白さと怖さ、二つ共に体験した夏でした。
立ち会っていただいて本当にありがとうございました。
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by session-house | 2013-09-30 18:25 | Comments(0)
昨夜も通した。マドブログの通り、皆すごい汗。
だんだん良くなる、ダンサーは強くなり、物語も見えてきた。

でも満足できない、、ダンサーのせいではない、

ダンスがすこんと共有されるにはもっと必要な何かがあると、
頭で分かって、形に出来ない。

もっと絞って考えて、週末、晴れた気持ちで皆さんをお迎えしたい。
「赤い花白い花」、乗り越えたいなあ。
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by session-house | 2013-09-25 14:27 | Comments(0)
毎週新しいダンスにあい続け、私の人生変わりました。

いくつになっても大人になりません。あ、若いといっているのでは
ありません。年も死も道筋は違っても平等に来るものだから、
逆らいようがないけれど、感覚は個のもの。

私は毎週下見で見、ゲネで見、本番で見、と人の作ったダンスを
観ます。9月のプログラムは週ごとに色合いが違い、公演そのものが、
多様。その上全部合同公演だったので作品がこれまた多様!

これからの社会は多様性を認め合うものになると、新聞に出ていたけれど、
現場は正にさきどり。多様性を認め合い、共有する作業がスタッフワーク。

これを20年続けてきたら、私は気がついたら、今だ青春真っ只中。
もう成熟に向かう、どころか成熟しすぎて枯れる頃なのに、
まだまだ集中、冒険、突撃、、、、

これだけたくさんのダンスを観ながら、自分のダンスは変わらない。
私だけではなく、皆何かに影響は受けているけれど、一人一人違う。

ダンスを観すぎて「まだ青春」と叫ぶ68歳、いやだねえ。

心と体は分離して、夢はどこかを駆け巡ります。
どうですか。マドモアゼル・シネマをみてみませんか。
答えのない、情景が向かう先を、一人ひとりのダンサーの体がささえ、

もとの人生がどうだったかも忘れましたが、ダンスを見続ける日々は
なかなかに手ごわくて、、、、と夕べも考えながら眠りました。
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by session-house | 2013-09-19 14:30 | Comments(0)

神楽坂のこと

アビニョンから帰って1ヶ月以上、どどどっと過ぎた。
久しぶりに神楽坂を歩いた。

東京の中心地に近いとは思えないのんびり感。
まだお年よりもたくさん住んでいて、日常的ななか、
素敵なお店も増え、観光客も増え、独特な町になってきた。

先日もアビニョンでお世話になった写真家のJeanさんも
お気に入りだそうで、一番好きがクリームパン!

セッションハウスに集まるダンサー達もクリームパンの
袋を提げて楽屋いり、が結構います。
時々私も頂き、あったかいときの美味しさには、とろけます。

今日は夏と秋の間の曖昧なお天気のなか、
母への敬老の日のプレゼントを探しにふらふら。
神楽坂らしい、ガーゼのタオルや、鶴亀の干菓子や、
電車に乗らずに買い物が出来るのは、ほんと、いいなあ。
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by session-house | 2013-09-13 18:26 | Comments(0)

まだまだダンスの話

昨夜はシアター21フェスステップアップの下見!!!
また5つの作品に出会った!!!今度は皆20代!!!

しらけもゆとりも世代も関係ないダンサー達の真摯な営みに
毎夜出会い、私は観るだけの役割だけど、演出班はすごい、、、

今は常任照明の美穂氏が育児中で、泉ちゃん、久津美君と
交代でプランをしてくれるのでなんだか勝手に「ほっ、」とした。

全部真剣勝負で来る一つひとつのダンスと向き合い、
意を汲み取り、効果的な照明を考える、、、
そして次の日は一日中プアランを考え、図面におこし、、わあ、、

作品を届ける作業は本当にスタッフとの二人三脚。
音響は下見で音だしを当然のようにやるけれど、プラン前の
作業だと理解していない人もいて、「もっと音を大きく、」とかね、
急には無理。
本番までに照明、音響、舞監が読み込んだキューシートを基に
プランをたて、ダンサーより早く小屋入り、仕込み作業、準備万端
整えて、ダンサーと共に照明あわせに入ります。

スタッフ全員が、作品に初めて出会う下見はダンサーにとっても
初めて公に作品をさらす時、どちらの緊張もハンパない。

申し訳なく私も掃除等したり、猫の手に。

20代の動くからだが、自分の思いを外に引っ張りだそうと、
必死に格闘しているのを見ると、メソッドやテクニックや
そんなことではない、命の営みを見ているような気持ちに
なります。
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by session-house | 2013-09-12 13:41 | Comments(2)

まだダンスの話

テクニックに目を見張った「ダンス花」が終わり、
今度は「カトルカール」
女子振付家だけを集めた、ケーキのような、、、、
のつもりが、続ける女子達は個性に磨きがかかり、
人生が関わり、表現の幅が必然的にメチャ広い!

「なぜ踊りたいのか、考えると眠れない。」と先日悩む若者がいて、
年をとった私は「仕方ないよ、踊りたいのだから。何を踊るか、考えたら」
と答えたのですが、何を踊るか考え続けてきたツワモノたちは
こうしたい、という思いがはっきりとあり、それが4つ揃うのですから、
多様性ではすまない思いがこちらにもあふれます。

9月は女子達のダンスが続きます。一生懸命だったり、哲学のように
考えさせたり、ユーモアに満ちていたり、詩のようだったり、答えが
はっきりと分からないだけにダンスは勝手に楽しめて、
私はほとんど勘違い、勝手な読み解きをしていると思う。

言葉にならない思いを形(体)にかえて、誰かにあうために行く旅、
だから私も「旅するダンス」を引っさげて、会いに行くのだと思う。
9月の〆はマドモアゼル・シネマ!!

帰国後初の通しをしたら、なんと言えばいいか、、「すごい!」
観て頂きたいと強く思いました。
他の振付けの皆も誰かに出会うため、大努力していると思う。
9月の女子達、ぜひ観においで下さい。
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by session-house | 2013-09-11 12:52 | Comments(0)

再びダンスの話

例えばドンと床に真正面に落ちていく振りがあります。
「ダンス花」で二人、マドモアゼル・シネマでも一人。

たったそれだけの振りで、全く違うのが面白い。
スポーツだったら、落ちる速度を競うのだろうし、、体操だったら
形が決まったかを見るのかな。

ダンスは主役は観るこちら。
そのドンに何を感じるか。音もなく落ちる人、
投げ出しで無防備に落ちる人、落ちた場所にしがみつく人、
夫々の意思が見えるドンに観る側のイメージがどう動くか、
三つのドンを見比べるだけでも、面白い。

どのドンに心を揺さぶられたか、話し合うのがまた楽しい、ね。
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by session-house | 2013-09-05 16:22 | Comments(0)

ダンスの話

ダンスはいろいろあって、昨夜は「ダンス花」の下見。

昨年のダンス花から選んだ「セッションベスト賞」は楽しさを伝える
作品になりましたが、今年はまた違う角度からのセレクトになりそう。

5組の共通点があって、それはすごいテクニック、皆美しい顔で
かなりのアクロバット。作り方もしっかりと各自のテーマがあって、
かなり立派なダンスです。圧倒的な身体能力を使い切る力量の
ダンサーが揃いました。

それはダンスのひとつの明確なよさなので、「すごい」と感じるのも
観るものにとって共通の理解、楽しさです。

本番当日そこからどのダンサーが、飛び出してみる私たちに
物語を運んでくれるのか、楽しみです。

上手なだけではコンテンポラリーダンスの答えにはなりません。
ダンサー達はしのぎを削って挑戦してくるでしょう。
いいダンサーそろい踏みの公演、女子ばかり!
観る喜びも人それぞれ、あれやこれや皆で楽しみましょうね。
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by session-house | 2013-09-04 16:07 | Comments(0)

9月です

あっという間もないくらいの速さで8月が通り過ぎました。
しっかりと夏バテだけを残して。

プレゼンテーション、シアター21フェス、一枝さんのトークの会と
8月の地下ワークも成果をあげながらめまぐるしく過ぎた。

「福島の声を聞こう」も初めて協力のお願いをして参加していただいた。
聞く側でも若手のダンサーの初めての参加があって、嬉しかった。
苦しみの続く福島の人の日々の営みの過酷さは、聞くだけしか
出来ない私たちの想像を越え、それでも知らないよりは寄り添えると
信じます。

今日はアヴィニョンで批評を書いてくれたjeanさんが訪ねてきてくれ、
素敵な写真集をいただいた。ピナやフィリップ・ジャンティの写真も
撮っているカメラマンでもあるそうで、嬉しい嬉しいプレゼントでした。

マドモアゼル・シネマ公演のときお見せしましょう。

福島のおばあちゃん達のぬいぐるみ!眠れない夜一針ずつぬっていると
話されたそうです。おばあちゃんたちがだんだん上手になっていくのが、
複雑な気持ちです。マド公演でまた会って下さい。
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by session-house | 2013-09-02 18:52 | Comments(0)