創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

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今週末の「ダンス専科」はセッションハウスの総決算として毎年3月末までリハーサル。4月の新年度を迎えるプログラムとして定着して何年でしょう。

振付家の提示する振りを解釈して、作品として視覚化するのがダンサーと言われますが、今は解釈するだけでは済まない、濃いクリエーションを共有して作る作家が増えていると思います。スタッフ下見が終わり、五人の振付家による5作品が個性豊かに提示されました。
振付家は作品を創るとなると目の色が変わります。作品の本質を明らかにするためにそれぞれが思考を重ね、参加したダンサーの資質と向き合い、リハーサルを重ねます。スタッフ一同、下見後、最初の言葉は”濃い”。その濃さをお客様に手渡すため、スタッフはここからプラン作りに大わらわ。作家の意図を組み、理解し、効果を探します。

2015年度の舞台の総決算は、今年もとんがった振付家たちがとんがりまくり、ダンサーに伝えていました。ダンサーとして自由に参加できるこのダンス専科は貴重だなと昨夜もしみじみ思いました。
観て感じ、体験して感じ、どちらも行き来できるコンテンポラリーダンス、だいご味にあふれる今年度最後の締めの公演、年齢もテクニックもレベルも問題なく共存し、おすすめしたい公演です。
追記・とんがった今旬の振付家(笠井瑞丈・平原慎太郎・鈴木竜)が一堂に並ぶこの濃さ、と一緒に日本舞踊(坂東扇菊)と私の作品も並ぶこのバランス、絶妙ではなかろうかと、

新年度を迎えるにあたり、昨日はよいニュースが届きました。秋からの実現に動きます。
神楽坂も桜満開!明日からの新学期、まずはダンスは日々のトレーニングを積み重ねましょう。
25年目に突入のダンスクラスで、”いつでも、いついつまでも、いつからでも。”
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by session-house | 2016-03-31 13:45 | Comments(0)
25年前の4月8日、まだブルーシートに包まれたままのセッションハウスは、バレエクラスで幕をあげました。バレエの高木先生はそれ以来ずっと教え続け、創り続けて下さり、最初からの尾本先生も子供クラスまで増え、変わらぬ25年の継続に感謝しています。少しのクラスで始まったダンスクラスは、4月から、1コマの空きもなく、月曜日から金曜日までクラスが続きます。

時代を受けてレッスン代は25年前と同じ。バレエとコンテンポラリーに特化しているのもほとんど変わらず。日本の伝統はどうしても必要と感じ、坂東扇菊先生にお願いして、コンテンポラリーの先生はみんなセッションハウスのクラスや舞台出身。20代の独創的な若者たちがいまや堂々の40代の実力派講師になりました。良平さん、大樹さん。
その後も心惹かれたダンサーたちにお願いして、慎太郎君、ゆかりちゃん、今津さん、竜君と盤石のクラス体制が出来ました。4月からはP大山のダンサー3人のリレークラスも始まり、これも初めての試みです。私以外はバリバリの現役ダンサーたちが伝え、これから頑張っていきたいダンサーに情報も先端が伝わるベストクラスとなりました。

若葉マークのクラスと育成クラスとが並ぶ4月からのセッションハウスのダンスクラスのキャッチコピーは”いつでも いついつまでも いつからでも” 

極めつけはバレエの先生方!レジェンドが並びます。プリマも王子も惜しみなくバレエへの愛を伝えます。50代からなんと80代まで、日本のバレエを支えてきた先生方に、歩んできた道をお聞きし、学ぶ喜びは、他では経験のできないキラキラ星!基礎はぜひこのレジェンド軍団から!

私も本気の育成モードに入ります。姫や王子と並ぶことなどおこがましくてできないとバレエの先生方と別チラシを作って始めたベーシッククラスも25年になります。当初思いもしない振付を担当することになり、そのことで学び知ったたくさんのことがあります。芸はすべて自分でつかみ発見することだけれど、知っていたかったこともたくさんあります。育成クラスはオープンクラスよりも少し関係の近い、ダンスの先輩という立ち位置でやってみたいと考えます。

ダンスで生きていくと決め、生きてきた先輩たちが直接指導するセッションハウスのダンスクラスで、決意したり、揺らいだり、ともに考え実践する場にしたいなと、思う25年目の春です。

25年前の桜は大変すぎて何も覚えていませんが、25年目の桜も雨に打たれ風にふかれ、花に嵐はつきものだなと思う今日、またこれからの年月に向かいます。
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by session-house | 2016-03-24 17:28 | Comments(0)

三月です、

早いですね。もう3月です。やっと昨年の報告までの作業が終わりました。4月には25周年になるセッションハウス、何も知らずに走り始めて25年。良く続いたなあが実感。そしてまだ続くために、つないでいきます。
3月のUDC,大学生のダンスで締めくくり、4月のクラス総出のダンス専科で新年度の幕開け。そして1年間企画が目白押しで進行。昨年はその速度に負けて追い越され気味だったので反省。秋からの猛攻撃がやっと終わり、なんだかほっとしたけれど、ここで休むと去年の二の舞。
去年から頑張っているのが若手ダンサー支援の「ダンス花」。ダンサーと研究者が組んで、私たちのダンスをもっと見てもらおうという試みです。ダンスを仕事にしたいというダンサーたちが何を求め、目標としているか、たくさんなされるアンケートでいろいろと見えてきます。この実験が続けられるとダンスを伝える言葉もクリアになり、社会との接点が太くなるだろうと感じます。25年前には想像もしなかった仕事をしています。続けることで次の目標が見え、今は若手支援という思いもかけなかった試みに取り組んでいる不思議、、
これからクラスです、そしてマドモアゼル・シネマのリハ。これも25年前には思いもしなかった未来、です。
新作「モノガタリを探して」はまだ混とんの中にありますが、5年目の3月11日を前に、あれからの私たちを考えます。一昨日の「福島の声を聞こう」で話してくださった南相馬の同慶寺の田中徳雲さんのお話はしみました。一人ひとりが考えて、今できることをする。まずは小さな一歩でいいんだと、悩む心がほどけました。
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by session-house | 2016-03-10 18:27 | Comments(0)