創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

<   2016年 06月 ( 1 )   > この月の画像一覧

ダンスする行為

今年は設立25年目だけれど、大きなお祝いをする気力がないのです。20周年企画は燃えに燃え、準備をしたけれど、その年に起きた3月11日の東日本大震災。あれから私たちは違うページを歩き始めたように思います。先日見た飯館村の栄子さんたちの映画を見ても、何も解決されない現実を必死に生きている姿が描かれておりました。放射能は他の災害とまったくレベルも質も違います。個人の努力が届かない現実の中で、個人の努力だけが続いています。頭が下がる皆さんの暮らし、誰も責任を取らないこの国で、孫やひ孫に責任を取りたいとおばあちゃんたちが語り継ぎます。

良平さんが素敵な言葉を伝えてくれました。「ダンスの扱い方を開発し、ベストを尽くす」。それ以上でも以下でもないダンスへの取り組みを言葉にしてくれました。それぞれがベストを尽くすことのできるダンス=身体表現の開発は、コンテンポラリーダンスのだいご味です。今年の秋のダンスブリッジのための打ち合わせが始まっていて、良平さん、大樹さんと話し合います。今年からディレクション制でプログラムを組み立てますが、良平さん、大樹さん、私の3人のディレクションと、いまセッションハウスがぜひ見ていただきたいダンサーたちの一夜との4企画が並びます。まだ企画段階で詳細は後日発表ですが、それぞれの「ダンスする行為」にベストを尽くすことになると思います。
「ベスト」の答えが一つではない、このダンスの魅力を、こんな時代だからこそ精一杯伝えなくては!と思います。

祝祭の気持ちはないけれど感謝の気持ちはいっぱいです。25年も続けてこられたのは通ってきてくれたダンスクラスの皆さんあればこそです。私のクラスのみでお許しいただき、感謝祭を11月23日に開きます。お料理上手のいるわがチーム、ここはディナーショーと打って出ます。出演はクラスの老若男女?男子が出てくれるかは自信がありませんが、50歳の歳の差ダンサーたちが踊る一夜になるでしょう。お客様も一緒においしさを楽しみ、飲み、ダンスする行為に対する私の思いをお伝するつもりです。
[PR]
by session-house | 2016-06-15 19:29