創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house
クリエーションのお題のようなこの言葉は秋の私の体調でした。

2週間寝込んだのは人生初めて。連絡の不備などお許しください。復活して昨日より事務所勤務。

怒涛の秋のシーズンに巻き込まれていますが、東京中ダンスにあふれているこの時期に弱小な我らのできることは何でしょう。。。

まずはわがままに自分のことだけ。マドモアゼル・シネマが10月、11月、12月と連続公演をいたします。そこでお願いです。これを全部見ていただきたい、全部がダメならきっと一つは見ていただきたいのです。なぜなら、きっといいからです。自画自賛するにはわけがあります。

一つずつ良さが違うのです!
10月は踊りこんだダンスをダンサーたちが自ら見直す作業を始め、新鮮さを得たこと、
11月は踊る人の喜びが伝わって、こちらの喜びをくれること、
12月は東京に住むダンサーが本気で東京に向き合っているリアルさ。

という様に、私が寝込んでいる間に危機感を覚えたダンサーたちががんばっていることが科学反応を起こし始めているようです。コンドルズの若手が20年前のダンスを再現する20周年を祝い、みながら、若手の自主性が確実に次世代を作ると実感しました。次世代を担うダンサーたちが試行錯誤しながら昔のレパートリーを今に蘇らす作業は、自主性にしか答えはないようです。

「赤い花白い花」まずは見てください。
そして12月までの3作品を見ていただけたら、12月にはお土産もありますから半券はきっちり取っておいてくださいませ。11月のごちそうは、これはもうすごいです。体験してください。一度きりですからこれは早めのお申込みを。パエリア、キッシュ、などなどなど!私のせい一杯の感謝です。

団体様割引ありますので、ダンサー個人、または私に直接、ご連絡ください。
電話はまだ声が出にくいので、メールやFBでお待ちしています。お会いするのが楽しみです。
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# by session-house | 2016-10-12 17:50

長い夏が過ぎて、

7月のシンガポール、8月の札幌、その合間に私用で鹿児島の実家と、目まぐるしい夏を過ごしました。台風や、日照りや、思い出せないくらいにいろんなことがあって、9月です。

9月10日、コンドルズの20周年公演で潮騒のような3500人の声を聞き、全員心ひとつにカーテンコールまで、ダンスの至福に浸りました。ダンスの場所を作って25年目、私たちは小さいことの積み上げばかりだけれど、ここを出発点とした男たちが全力で向かってくるダンスの力!しびれました。広いNHKホールが実によく似あいました。
ダンスの風穴を開けたと思いますか?と聞く勝山さんに万雷の拍手で答える3500人!
新しいダンスの価値を創出したこのカンパニーのすごさに、良平さん、勝山さんのすごさにしびれまくりの2時間半!なんだかこちらまで報われた感じがして、我々も打ち上げました。

そして私の25周年。2011年に20周年を迎え、コンドルズの面々も赤いバラの花束を持って駆けつけてくれました。忘れられない3・11を体験して、あれから5年。
私には大きな感謝祭をする力がまだ戻ってきませんが、小さな感謝祭を含め、秋から冬、振付家としての3つの企画を行います。

一つ・アジアのダンスとの交流の道を探して、10月22日23日「赤い花白い花」をダンスブリッジで披露します。各地で共同作業を繰り返したこの作品には、たくさんのダンサーの汗がしみ込んでいます。文字通り汗まみれで、あの毛皮を着てみな踊ってくれました

二つ・11月23日、勤労感謝の日に、感謝のディナーショーをクラスの皆さんと開きます。ことあるごとに料理担当をしてくれた松本博子さん、実は25年もクラスの通ってくれている最古参!なのです。何人もの感謝したいそういう方々がいて、感謝と言いつつ、働いてもらうという感謝祭です。アマもプロもない幸せなダンスの時間を、おいしいお料理と共にお客様にプレゼントします。

三つ・12月17日18日は今年最後の本公演!札幌でお世話になったダンサーをご招待して、交流公演を行います。若手が育ち、本気で踊る「東京物語」!私が言うのもなんですが、ほんとに見ごたえのあるダンスになりました。

「継続は力」とコンドルズ公演で勝山さんが言いました。私もここまで継続できたことに感謝してこの三つのダンス公演の成功に全力を尽くします。
私の実感としては「継続は奇跡」です。力はまだ持ちえませんが、この奇跡が受け継がれ、きっと力になるときが来ると信じて、なんだか老人の仲間なのにその気もなく突っ走ります。

そして振付者ではない方の仕事、ダンス企画もものすごい勢いで9月10月11月と続きます。こちらもぜひぜひ一緒によろしくお願い致します。若手の元気さ、もはやベテランとなった20数年前の若者たちのステキさ、どちらも今!見頃です。
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# by session-house | 2016-09-18 14:48

今年の挑戦

マドモアゼル・シネマが活動を始めてもうすぐ25年、いろんな経験を積んできました。
今年は7月にレパートリーを外国のダンサーと共に踊る新体験、8月にはレパートリーを地方のダンサーだけで踊る新体験、と二つの新しい試みに恵まれました。

レパートリーを共有するだいご味を、シンガポールで初体験。女ばかりの舞踊団の我々のダンスを、衣裳も変えず、振りも変えず男女で上演。想像以上の結果に、男子も入れようかなの思いも、、、

札幌では結婚のため活動を離れた元マドダンサーがワークショップ生に振りを伝え、彼らにマドモアゼル・シネマ公演に出演してもらうという初めての試みに挑戦!リハーサルの様子を映像で知らせてくれ感動します。28日札幌で、共に舞台に立ちます。

札幌のダンサー渡部倫子さんが発起人となり進めている、コンカリーニョ10周年記念公演です。拠点地域を行ったり来たりの交流にしようと、12月にはセッションハウス25周年に渡部さん率いる札幌ダンサーたちが東京に来てくれます。

まったくの草の根交流ですが、作品を仲立ちに札幌と東京を結び、ダンスによる共感の輪を広げていきたいと願う気持ちが寄り添いました。少しずつダンスが社会に溶け込み、役にたち、うれしい実感を持てるようなりたい!と、オリンピックを観ながら、やはり強く思うのです。

8月28日札幌近郊にいらっしゃる方は是非コンカリーニョでお会いしましょう。
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# by session-house | 2016-08-13 19:17

ダンス+ディナーショー

11月23日17時から、まったく新スタイルのダンス+ディナーショーを開きます。
セッションハウスを初めて25年、その感謝祭をクラス有志の皆さんと開きます。
ワクワクぞわぞわ!を体感するダンスを、踊る方も観る方も一緒に感じる新体感のショーを目指します。
踊る楽しさ、見せる力、観る愉快が一体化する時間を創ろうと思います。
アートとしてとらえられるコンテンポラリーダンスに日々接して、弱いのは、前記の3つの一体化だと思うようになりました。
もっとダンスが普通の生活に溶け込んで、「ちょっと今日は疲れたからダンスでもみようか」とか「今日はうれしい日だから皆でダンスみよう」とかならないものか夢見るのです。
シンガポールでは、「普通に観に来ますよ」というダンサーけいさんの言葉が耳に残ります。
ダンスの底力があってこそなのですが、このディナーショーは、歳の差50歳のアマ・プロ集団が、
どこにもないダンスシアターを創りお見せする無謀なショーです。
まずは異性や子供の胃袋をつかんで生きてきた女性たちの底力を”食”で感じていただきます。
いやいや、言うはやさし、行うは難しいことに、またも挑戦致しました、、
皆で力を合わせ、新スタイルを成就いたしましょう!
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# by session-house | 2016-08-03 19:35
スイブンさん率いるT.H.E.ダンスカンパニーのセカンドカンパニーと共にレパートリーを踊る作業は、いつもの海外単独公演とは趣も違い、充実した楽しいものになりました。

メインカンパニーはフルタイムのダンサーたちが担い、セカンドカンパニーは日本のダンサーと同じ、ほかに仕事を持つパートタイマーダンサーが所属、メインを狙う若手というわけではないという2種類のカンパニーの在り方にも驚き!

コンテンポラリーダンスという住み分けではなく、ショーの一つとしての選択肢から観客が來るという驚き。120席の会場で5公演共にほとんど満席です!3日前から仕込み、ゲネといい舞台にする作業が時間を惜しまずなされる贅沢!を我々も堪能しました。

マドモアゼル・シネマの振付同様、ほかの2作品も振付家(スペイン・シンガポール)を招聘してダンサーたちに体験させる育成プログラムとしての充実度への驚き!どちらもヨーロッパ的な動きに満ちた力強い作品で、ダンサーのテクニックの基礎力はきっちりとありました!

活動場所(アートセンター)をいくつものジャンルを超えたカンパニーがシェアし、事務所と稽古場を持ち、国、その他からの支援がなされての公演活動がなされていることへの驚き!

ダンサーへの弁当、水、おやつ類の支給、極めつけはマッサージのサポート!という驚き!

私たちも10時から19時までのフルタイムダンサーと同様の日々を過ごし、時には23時までの日もある徹底してダンスに向き合う時間を与えられました。好きとは嬉しいもので、男子2名女子2名マドモアゼル・シネマからたまちゃん、ふみちゃん、蓮ちゃんの3人と共に朝から晩までダンス漬け。7人が果敢に7人にしかできないバランスに挑戦しました。拍手と歓声がひときわ高かったことは、違う文化、違う様式を受け入れる観客の懐の広さの表れでしょう。ダンサーたちの集中が観客をとらえ、まったく違う様式と受け取られたことはうれしいことでした。

学んだことをどうこれから生かしていけるか。一言で環境の差と言ってしまうと道が閉ざされます。環境の違いを超えてできることを探さなければなりません。一緒に考えていく人、考えたい人、力を貸してほしいと切に思うのであります。

日本人のダンサー、ケイさんがフルタイムのダンサーとして活動している姿を見ることができたのも、大きな収穫でした。世界でダンサーとして自立して生きていく覚悟を日本の若手に伝えたいと思います。

いいことだらけの中で辛かったのは、べこべこに柔らかいベッド!帰り着いてやれやれでした!
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# by session-house | 2016-07-25 15:43