創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

ダンス+ディナーショー

11月23日17時から、まったく新スタイルのダンス+ディナーショーを開きます。
セッションハウスを初めて25年、その感謝祭をクラス有志の皆さんと開きます。
ワクワクぞわぞわ!を体感するダンスを、踊る方も観る方も一緒に感じる新体感のショーを目指します。
踊る楽しさ、見せる力、観る愉快が一体化する時間を創ろうと思います。
アートとしてとらえられるコンテンポラリーダンスに日々接して、弱いのは、前記の3つの一体化だと思うようになりました。
もっとダンスが普通の生活に溶け込んで、「ちょっと今日は疲れたからダンスでもみようか」とか「今日はうれしい日だから皆でダンスみよう」とかならないものか夢見るのです。
シンガポールでは、「普通に観に来ますよ」というダンサーけいさんの言葉が耳に残ります。
ダンスの底力があってこそなのですが、このディナーショーは、歳の差50歳のアマ・プロ集団が、
どこにもないダンスシアターを創りお見せする無謀なショーです。
まずは異性や子供の胃袋をつかんで生きてきた女性たちの底力を”食”で感じていただきます。
いやいや、言うはやさし、行うは難しいことに、またも挑戦致しました、、
皆で力を合わせ、新スタイルを成就いたしましょう!
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# by session-house | 2016-08-03 19:35 | Comments(0)
スイブンさん率いるT.H.E.ダンスカンパニーのセカンドカンパニーと共にレパートリーを踊る作業は、いつもの海外単独公演とは趣も違い、充実した楽しいものになりました。

メインカンパニーはフルタイムのダンサーたちが担い、セカンドカンパニーは日本のダンサーと同じ、ほかに仕事を持つパートタイマーダンサーが所属、メインを狙う若手というわけではないという2種類のカンパニーの在り方にも驚き!

コンテンポラリーダンスという住み分けではなく、ショーの一つとしての選択肢から観客が來るという驚き。120席の会場で5公演共にほとんど満席です!3日前から仕込み、ゲネといい舞台にする作業が時間を惜しまずなされる贅沢!を我々も堪能しました。

マドモアゼル・シネマの振付同様、ほかの2作品も振付家(スペイン・シンガポール)を招聘してダンサーたちに体験させる育成プログラムとしての充実度への驚き!どちらもヨーロッパ的な動きに満ちた力強い作品で、ダンサーのテクニックの基礎力はきっちりとありました!

活動場所(アートセンター)をいくつものジャンルを超えたカンパニーがシェアし、事務所と稽古場を持ち、国、その他からの支援がなされての公演活動がなされていることへの驚き!

ダンサーへの弁当、水、おやつ類の支給、極めつけはマッサージのサポート!という驚き!

私たちも10時から19時までのフルタイムダンサーと同様の日々を過ごし、時には23時までの日もある徹底してダンスに向き合う時間を与えられました。好きとは嬉しいもので、男子2名女子2名マドモアゼル・シネマからたまちゃん、ふみちゃん、蓮ちゃんの3人と共に朝から晩までダンス漬け。7人が果敢に7人にしかできないバランスに挑戦しました。拍手と歓声がひときわ高かったことは、違う文化、違う様式を受け入れる観客の懐の広さの表れでしょう。ダンサーたちの集中が観客をとらえ、まったく違う様式と受け取られたことはうれしいことでした。

学んだことをどうこれから生かしていけるか。一言で環境の差と言ってしまうと道が閉ざされます。環境の違いを超えてできることを探さなければなりません。一緒に考えていく人、考えたい人、力を貸してほしいと切に思うのであります。

日本人のダンサー、ケイさんがフルタイムのダンサーとして活動している姿を見ることができたのも、大きな収穫でした。世界でダンサーとして自立して生きていく覚悟を日本の若手に伝えたいと思います。

いいことだらけの中で辛かったのは、べこべこに柔らかいベッド!帰り着いてやれやれでした!
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# by session-house | 2016-07-25 15:43 | Comments(0)
マドモアゼル・シネマダンサー3人と「赤い花白い花」を踊りにまいります。昨夜シンガポールのドキュメントを見て、どんなところか予習。ぴかぴかな大都会な感じで、マドダンスでいいのかしら、とちょっと不安。きっとスタイリッシュなものが求められているぞと思うけれど、私たちのダンスはほど遠い。

できることを精一杯頑張ってきます。男子2名女子2名のシンガポールのダンサーが仲間に入り、踊ってくれるのが楽しみ。いつかブルガリアで男子学生だけで踊ってくれた時、私たちは泣きました。今度も生き生きと蠢くダンスを共有できるよう、身振り手振りで伝えてきます。

留守の間もダンス公演は続きます。ぜひ観てください。
クラスは昼はいろんなダンサーたちがリレーで繋ぎます。これは楽しいものになりそうです。夜は大樹さんがリリース初級をやってくれます。

帰ってきたら、8月の札幌に大集中します。そして11月のディナーショー、申し込み締め切りを留守中の14日にしていました。間違いです。帰ってきてからに致します。7月いっぱい、様子を見ながら進めていきます。なんだかいろいろありますが、全部楽しくやりましょう。
行ってまいります。

書き忘れ!期日前投票済ませてきました。若い皆もきっと選挙行ってください。ダンスができる平和が続いてほしいと思うなら!
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# by session-house | 2016-07-04 17:45 | Comments(0)

ダンスする行為

今年は設立25年目だけれど、大きなお祝いをする気力がないのです。20周年企画は燃えに燃え、準備をしたけれど、その年に起きた3月11日の東日本大震災。あれから私たちは違うページを歩き始めたように思います。先日見た飯館村の栄子さんたちの映画を見ても、何も解決されない現実を必死に生きている姿が描かれておりました。放射能は他の災害とまったくレベルも質も違います。個人の努力が届かない現実の中で、個人の努力だけが続いています。頭が下がる皆さんの暮らし、誰も責任を取らないこの国で、孫やひ孫に責任を取りたいとおばあちゃんたちが語り継ぎます。

良平さんが素敵な言葉を伝えてくれました。「ダンスの扱い方を開発し、ベストを尽くす」。それ以上でも以下でもないダンスへの取り組みを言葉にしてくれました。それぞれがベストを尽くすことのできるダンス=身体表現の開発は、コンテンポラリーダンスのだいご味です。今年の秋のダンスブリッジのための打ち合わせが始まっていて、良平さん、大樹さんと話し合います。今年からディレクション制でプログラムを組み立てますが、良平さん、大樹さん、私の3人のディレクションと、いまセッションハウスがぜひ見ていただきたいダンサーたちの一夜との4企画が並びます。まだ企画段階で詳細は後日発表ですが、それぞれの「ダンスする行為」にベストを尽くすことになると思います。
「ベスト」の答えが一つではない、このダンスの魅力を、こんな時代だからこそ精一杯伝えなくては!と思います。

祝祭の気持ちはないけれど感謝の気持ちはいっぱいです。25年も続けてこられたのは通ってきてくれたダンスクラスの皆さんあればこそです。私のクラスのみでお許しいただき、感謝祭を11月23日に開きます。お料理上手のいるわがチーム、ここはディナーショーと打って出ます。出演はクラスの老若男女?男子が出てくれるかは自信がありませんが、50歳の歳の差ダンサーたちが踊る一夜になるでしょう。お客様も一緒においしさを楽しみ、飲み、ダンスする行為に対する私の思いをお伝するつもりです。
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# by session-house | 2016-06-15 19:29 | Comments(0)

今年も挑戦!

今年はレパートリーをカンパニーダンサー以外と踊る初挑戦に挑みます。2004年、初めてブルガリアにツアーで行ったときテレビ取材を受け、最初の質問が「あなたはこのダンスを100年後に残したいですか」というものでした。反射的に「残したいです」と答えました。その番組は古い日本を今につなぐダンスとしてマドモアゼル・シネマを紹介した国営放送の30分番組。そのことはいつも頭を離れず、残すということの可能性を考えてきました。再演のたびに変わり、ダンサーが変わればまた変わる経験を重ねてきましたが、残るものがあることも発見してきました。その時の”思考”が残るのがコンテンポラリーかなと、今は考えています。

直接に動きを伝えるのはダンサーたちです。伝えることで、もう一度問い直しが始まります。自分の経験を伝えるのは、誰にでもできることではありませんが、苦労が大きく経験が多いと、自分の思考と作品の持つ意図を重ねることができるようになります。レパートリーをダンサーたちの財産にしていくことで、私はいま100年後を目指そうかなと夢を膨らませています。

2004年にインタビュアーに問われた作品が「赤い花・白い花」、まさに今回の作品です。各地で踊り、アヴィニョン演劇祭でも2週間踊り、経験を重ねてきた作品です。その時のダンサー3人がシンガポールで、札幌で、と伝える作業に挑みます。
マドモアゼル・シネマのダンサーたちが共有する財産。私も一緒に、私なしでも、見知らぬダンサーたちがレパートリーを踊る姿を夢想する、私の子供っぽい、真剣な夢です。
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# by session-house | 2016-05-26 15:42 | Comments(0)