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創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

ダンスも学習

松本大樹さんのワークショップ募集始まりました。
アメリカで学びなおし、教えること、創ることに熱く燃える大樹さん。
今付き合って損はないでしょう。

「チーム松本で21フェスに出よう」という振付家のいる舞台を経験
するワークショップです。

誰にでも踊れる、創れるというのもこのダンスの持ち味といわれますが
踊るも創るもそう簡単なことではないと私は思っています。
楽しそうに踊るダンスにお金を払ってまで観に来る価値をどう
持たせられるか、大事な問題です。
若い振付け者が作品をどんどん創るのも面白いです。
しかし創るだけではなく学ぶことも必要だと私はまたも思うのです。

私が現役で踊った頃は舞踊団に所属し、先生の振付け作品に出演
させてもらうのが舞台への道でした。その作品を踊ることが学ぶ方法
でした。独立して出会ったアメリカ人のダンサー、ニーナが実質的な
振付けの教師だし、アメリカでは助成制度というものがあり、書類を
つくり、公のものとして活動するダンスのあり方を教えてくれたのも
ニーナです。ふたりでの舞台活動はライブハウスでした。
その話はまたいつか。

学ぶことは言葉を習得するのと同じ、苦労して見つけた方法も
確立されたものだったりもするのです。

舞台までの企画が多いのは私のそんな体験からでしょう。

簡単に面白いものを創らなくても良いのでは、とも思います。

面白いよりも本当に向き合っていることに真剣であること、
表現者に必要な資質に本気で取り組むこと、が時間をつくり、
お金を払ってまで来てくれる人への私たちの基本です。

スポーツの世界でもコーチがいます。手法を学ぶのも楽しいし、
振付家を自分のコーチに出来るのもワークショップの利用法。

ジャンさん、大樹さん、井向さんと振付けから舞台までのクラスが
続きます。好きな作品傾向の振付家の舞台を経験、今後の活動に
役立ててもらえたら嬉しいです。
by session-house | 2010-06-23 19:25