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創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

「3」の個性

初日をあけた「3」、3人の振付家の個性が魅せます。

ダンスの個性はテクニカルにも顕著に現れ違いが楽しめます。
三浦さんの無機質な情感。
幸緒ちゃんのとがったけなげさ。
大樹さんの有機的な語る体。
照明も音響もその特質を生かす演出がなされます。
具体的には見てもらうのが一番、まだ席はありますのでどうぞ。
見ごたえのある公演に仕上がっています。

香港から来日、大樹さんと作品を作っているアンディ、
有機的にコンタクトする二つの体は目を離せない濃密さで
ダンスの楽しさに引き込みます。作品を超える体そのものの存在、
今私が勉強したい、つかみたいと願っていることです。

昨日のマドの作業は美術。大道具を作って下さる若尾克平さん、
美術すべてを作る情熱のくにさん、舞監の一郎さん、それをのぞく、
孝さんと私。4×3のおおきなスクリーンを持ち運び可能に作り、
初めての組立作業です。ワイワイガヤガヤと作業が進むのは
いつものことですが、なんと全員65歳以上。
少年少女合唱団のようなにぎやかさ、真剣さに地下の「3」の現場と
行ったり来たりの私はエレベーターの中で笑いが止まらなくなり困りました。

地下では気鋭のダンサー達とスタッフが真剣に舞台に挑み、
2階では達人たちが大真面目に努力します。

美穂ちゃんのお誕生日の日、私もいい日でした。
by session-house | 2010-10-10 10:58