マドモアゼル・シネマ、初のアジア！

ヨーロッパ、東欧への旅は幾度も機会がありましたが、
アジアは、ネパールが直前の政変で中止になって以来、
縁なく来ましたので、初アジア、韓国、嬉しかった！

よく似た顔の人ばかりで、その中で字も読めず、言葉も
理解できない不思議な感覚。でもどこかが安心していて、
同じアジアの人たちなのだなと感慨がありました。

公演は、もちろん良かったです。
受け入れてくれたホシクさん、繋いでくれたピョンジュ！
ガッツリと付き合ってくれた照明と舞カンのお二人！
４００人くらいの劇場は満員のお客で埋め尽くされ、
階段状の舞台はブルーの美しい照明に散った桜が美しく、
印象的なダンスに仕上げてもらいました。

音響はなんとホンちゃん。ホンカンパニーの振付家で
男達を引き連れて東京でも活躍した、あのホンちゃんが、
自らオペレート。

前日ホンカンパニーのスタジオを提供してもらってリハーサル。
きっかけをしっかりつかんで準備時間のない我々をサポート、
これで出来の悪いダンスは出来ません。

小さなセッションハウスがホームの我々は海外では大きな
舞台に挑戦します。初の緞帳体験！あがる緞帳を追いかけて
飛び出すダンサー。真夏の毛皮と五右衛門頭に客席に笑い。
垣根がふっとほどけた瞬間でした。

後は集中してみてもらい、ダンサーは踊りきり、笑顔で挨拶。

ホンカンパニーのダンサー達とも再開。海外で活動したり、
大学で先生をしていたり、皆ダンスで生活して、日韓の
環境の違いも知りました。

近くて遠かったお隣が、やっと近くて近いお隣になった実感。
ほんとにいけてよかった！