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創る、伝える、企画する日々ダンス漬け!伊藤直子の超日常


by session-house

「今日は自分ごと」

「今日は自分ごと」
と言っても “マドモアゼル・シネマ”のこと、まだしばらくは自己PRの続く私の人生。
70歳になったからか、今年は振り返りのインタビューが続きました。

一つは他ジャンルの批評家でもある山家誠一さんのインタビュー。この春発行された、ダンスの季刊誌「DANCEART」№47にセッションハウス20年の軌跡として“この花もあの花も、名前のある花 コンテンポラリーダンス、近藤良平、野和田恵里花を輩出した神楽坂セッションハウス”としてマドモアゼル・シネマのこともたくさん聞いてもらいました。

もう一つは舞踊批評家の高橋森彦さんのインタビュー。「Ballet factory」(㈱健康ジャーナル社のWebサイト)に“分からないダンスからファンがつくダンスへ マドモアゼル・シネマの軌跡と現在そして未来”としていろんなことを聞いて頂きました。

インタビューを受けて嬉しかったのは、お二人とも恵里花さんのことを聞いてくださったことです。たくさんの活躍をしていた恵里花さんの現場としてマドモアゼル・シネマが記憶され、その姿が残っていることがとても嬉しく、赤ちゃんだったはるちゃんを抱っこしながら、夜中まで皆で創った日々が報われたような思いがします。

恵里花さんがマドモアゼル・シネマについて書いてくれたこと「ああでもない、こうでもないと本番まで創り続ける、ありそうでないマドの現場が好き」

たくさんのダンサーが、その時本当に一心不乱に舞台に生きてくれたマドモアゼル・シネマというダンス。その時々変容しながら成長する有機体のように感じます。高橋さんのインタビュー記事を読んで、もとマドの一人が細胞が記憶していると連絡をくれました。これも本当に嬉しかったです。

外に発信されると、身に余ることも言ってもらいます。「Ballet Factory」を是非お読みいただき、また身に余るお言葉をいただけたら、木にも登ります。そして今踊るマドたちが舞台で皆さまにお返しすることと思います。今度は是非今咲くダンサー達のインタビュー、どなたかお願いいたします。
by session-house | 2015-05-01 16:56 | ダンス